- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > アニメ系
- > アニメ研究本、マンガ論
内容説明
「美味しんぼ」原作者が語る極上の“食”世界!「美味しんぼ」読者、必携の一冊!待望の第二弾。
目次
第1章 シドニーに住んで
第2章 諸国味めぐり
第3章 うまし国日本
第4章 名店を見つけて
第5章 特別料理講座
第6章 とっておきの話(あとがきにかえて)
著者等紹介
雁屋哲[カリヤテツ]
1941年、中国北京生まれ。東京大学卒業後、電通勤務を経て漫画原作者となり、「男組」「野望の大国」などを手がける。’83年よりビッグスピリッツ誌上で「美味しんぼ」の連載開始。“究極のメニュー”の“究極”という言葉は、’86年度流行語大賞新語部門で金賞を受賞。’87年「美味しんぼ」で小学館漫画賞受賞。現在はオーストラリアに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
19
この傲慢さ、絶対的主観表現。ふふ、色々炎上するわけだ。でもこういう視点があるから世の中面白い。最近はすっかりどの雑誌も右見て左見て、みんなに好かれるように調整してる。それが雑誌離れを招いていることにお気づきだろうになあ。いっそ清々しく右翼!とか左翼!とか、自分の会社の宣伝雑誌です!みたいな方が面白い特集がある様な気がします。実際お会いしたら作家のことすっごく嫌いになるかもしれないけれど、賛同できないところもあるけれど、貪欲に知識も味も吸収する姿勢は嫌いじゃないっす。図書館放出本。2017/09/26
2兵
0
一作目と同じく、雁屋哲氏の食べものエッセイ+『美味しんぼ』に登場した料理がテーマ毎に写真付きで並べられている構成。エッセイを読む限り、雁屋氏は相変わらず自己中かつ傲慢だなと思わされるのはともかく(笑)、今回はオーストラリア・シドニーに始まり、イタリア、フランス、上海と様々な国の料理が紹介されるので、読んでて飽きないし興味深かった。個人的に別の意味で無国籍すぎる上海の麺屋はぜひ行ってみたいです(笑)。巻末の『美味しんぼ』の名の由来と、雁屋氏と父親の関係についての文章には「ほー、なるほど」と唸らされました。2018/06/11