内容説明
少女への偏愛、処女崇拝、セーラー服、近親相姦…人形愛を中心としたエロティシズムへの深い考察をする第1章、著者のおしゃれへのこだわりや幼児体験などを述べる第2章、書評、劇評を集めた第3章からなるエッセイ集。エロスに関してはもちろん、それ以外の話題についても、著者の博覧強記ぶりが余すところなく発揮される。
目次
1(少女コレクション序説;人形愛の形而上学;ベルメールの人形哲学 ほか)
2(アイオロスの竪琴―省察と追憶;空想の詩画集;今日の映像 ほか)
3(『錬金術』R・ベルヌーリ著『薔薇十字の魔法』種村季弘著;『文学におけるマニエリスム』G・R・ホッケ著;『魔術師』J・ファウルズ著 ほか)
著者等紹介
澁澤龍〓[シブサワタツヒコ]
1928年(昭和3年)5月8日‐1987年(昭和62年)8月5日、享年59。本名、龍雄(たつお)。東京都出身。1981年『唐草物語』で第9回泉鏡花文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のうみそしる
1
エロティシズム考察。意志を持たぬ少女の剥製コレクション。バタイユ、ポー、ベルメール、ロリコンから始まる崇高な芸術。「ストリップとは、何よりもまず一つの儀式であり、(略)脱衣する女は、犠牲執行者であるとともに犠牲者であり、誰の手にも委ねられていると同時に、また誰も手を触れることのできない存在なのです」全部見せちゃうのは無粋。そのほか、若かりし頃の逸話や書評、芸術全般についての幅広いエッセイ。わび・さび・地味に反旗を翻せ、婆娑羅ダンディズム!好きなものを着て好きなように生きろ!2026/01/22
TTK
1
おれはね、新聞で犯罪の記事に接するたびに、きまってこう思うんだ、「どうしておれが犯人ではないのだろう。どうしておれは犯罪を犯さずに済んでいるのだろう」とね。実際考えてみれば不思議なことじゃないか。おれがこうして人も殺さずに、この糞面白くもない世の中に生きていられるなんて。p.1512025/07/12
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- どうやら私の身体は完全無敵のようですね…
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