P+D BOOKS<br> 天の歌―小説 都はるみ

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093524476
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



中上 健次[ナカガミ ケンジ]
著・文・その他

内容説明

「春美は普通の子と違います」浪曲が好きだった北村春美の母は、春美の才能を信じて“うなり”を教え込み、それによくこたえた春美は全国規模のコンクールで優勝。翌年、都はるみとしてデビューすると、「アンコ椿は恋の花」「涙の連絡船」「好きになった人」と毎年のようにヒットを飛ばし、当代随一の歌手に上り詰めた。ところが、それから20年後、都はるみは「普通のおばさんになりたい」と突然、芸能界からの引退を宣言。その背景には何があったのか―。都はるみ本人はもちろん、市川昭介ら関係者への丹念な取材をもとに中上健次が綴った、渾身のノンフィクション小説。

著者等紹介

中上健次[ナカガミケンジ]
1946(昭和21)年8月2日―1992(平成4)年8月12日、享年46。和歌山県出身。1976年『岬』で第74回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

桜もち 太郎

18
中上健次が歌手・都はるみを描くことに興味があって購入。日本の高度成長期を歌い抜いき、1984年に引退した都はるみの歌手としての生き方を描いたもの。1984年の年末・紅白で司会の鈴木健司が無理やりアンコールを謳わせようとしたことは、何となく覚えているし、これを機にyoutubeで見てみたが、あの司会は酷かったと思う。中上健次は芸能は魔物だという。「魔物は何もかも変えてしまう。嘘なのか本当なのかわからなくなってしまう」と。そして都はるみは歌手として自殺したんだとも。→2022/10/16

真琴

9
★★★★☆ 日本の高度経済成長期を駆け抜けた都はるみ。彼女の生き方が中上健次の視線で描かれる。昭和歌謡に慣れしたんできた身としては、懐かしく思いながら読んだ。「春美は普通の子とは違います」と母親が言う通り、青春期にその才能を発揮してきた裏に想像できないほどの葛藤や苦しみもあったと思う。「歌は魔物」「歌謡曲とは現代によみがえった語り物文芸」だと中上は言う。そして「都はるみは歌手として自殺した」とも。「普通のおばさん」に戻った彼女は今どう生きているのだろうか?あの最後の紅白のことは今でも覚えている。2023/08/11

Asayo

0
都はるみが引退したのは自分が小学生の時で、こんなに売れているのになんで引退?と訳わからないと思っていた。この本読んで、なんとなくわかった気がした。さらっと読めて、なかなか面白かった。2025/01/02

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