P+D BOOKS<br> 都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり

P+D BOOKS
都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年08月05日 00時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093522892
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

澁澤が最後に描いた“偏愛の世界“随筆集

少女、鉱物、交友、幻想、書物――1987年夏、咽頭癌が原因で惜しまれつつも帰らぬ人となった澁澤龍彦が、その晩年に表題作だけが定められた一冊のエッセイ集刊行を約していた。

晩年の澁澤のエッセイを元に編まれた、文字通り「最後の著作」には、鬼才が偏愛した世界が珠玉のように散りばめられている。
あとがきとして、妻である澁澤龍子が澁澤の闘病生活と、”最期”の場面を克明に描いており、貴重な記録でもある。


澁澤 龍彦[シブサワ タツヒコ]
著・文・その他

内容説明

少女、鉱物、交友、幻想、書物―。1987年夏、咽頭癌にて、惜しまれつつも永遠に帰らぬ人となった澁澤龍彦が、その晩年に表題作だけが定められた一冊のエッセイ集刊行を約していた。晩年のエッセイを元に編まれた、まさしく最後の著作は、鬼才が偏愛した世界が珠玉のように散りばめられている。妻・澁沢龍子によるあとがきには、澁澤の闘病生活と、“最後”の場面が克明に描かれ、作品に花を添えている。

目次

都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト
穴ノアル肉体ノコト
随筆家失格
私の著作展
校正について
ポンカリ
少女と奇蹟
ホモセクシュアルについて
妄譚
ホラーの夏 お化けの夏〔ほか〕

著者等紹介

澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928年(昭和3年)5月8日‐1987年(昭和62年)8月5日、享年59。本名、龍雄(たつお)。東京都出身。1981年『唐草物語』で第9回泉鏡花文学賞受賞。代表作に『高丘親王航海記』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
「南方熊楠の文業に初めて親しむようになったのは、すでに私が三十歳をすぎたころで、奥付の検印紙に澁澤という判の押してある、乾元社の全集一二巻をようやく手に入れてからのことだった。いうまでもなく、この澁澤というのは私のことではなく、ミナカタ・ソサエティ代表たる澁澤敬三のことであるから念のため。時代的な制約のためか、この全集は印刷がわるくて読みにくく、不備の点も多々あったが、当時としては他に披見すべき南方本もなかなか簡単には手に入らなかったから、むさぼるように読んだことをおぼえている」なかなか珍しい逸話。2019/03/23

佐倉

2
澁澤龍彦なる人物がいて、様々な妖しい物事について文章を書いていた…ということは知っている、そう言えばうつろ舟は読んだことがあったか…という浅い知識で最晩年のエッセイ集を読むのも奇妙な話かもしれない。PBという形式に惹かれて読み始めたが、面白いエッセイや読んでみたくなった本も出来たので良い読書だった。幻覚、コーラを飲む自称幽霊の少女、自分をモノとして扱う自由、生まれそだった滝野川の話、なんでもかんでも「日本風○○」と付けてた時期の仏料理の話、頻りに推されるメルメの『イールのヴィーナス』という短編も気になる。2022/08/30

ベロニカ

0
澁澤夫人によるあとがきの、浄智寺の山門への細道の美しいイメージに心打たれる。澁澤先生が咽頭癌の病床で執筆したということを踏まえて「高丘親王航海記」を読むと切なさもひとしおである。2019/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11219794
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品