ポケットサライ
野仏の見方―歴史がわかる、腑に落ちる

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093435086
  • NDC分類 718.4
  • Cコード C2326

出版社内容情報

 好調『ポケットサライ』の中の“見方シリーズ”第5弾「野仏の見方」! 路傍に、川に、池のほとり、野辺に佇む野仏を徹底研究、一読すると風景が変わります。面白くなります。散歩の小さな旅の“お供”に絶好の一冊!

内容説明

路傍に、池のほとりに、野辺に、佇む野仏たち。なぜか和み、心を解放してくれる彼らを徹底研究。散歩の、小さな旅の、“お供”にゼヒ!知的探求心を満足させる、小さな発見の書。

目次

野仏の見方―先人たちの深い思いを秘め路傍に佇む神仏(身近な庶民の神仏;江戸の庶民文化 ほか)
主な野仏(野仏の文字、姿、石碑の形を観る;野仏見分け表 ほか)
路傍の神仏(庚申塔;月待塔 ほか)
野仏を巡る旅(群馬県・倉渕村;長野県・安曇野 ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

井月 奎(いづき けい)

45
野仏の由来などを教えてくれます。さらには信仰の中から娯楽を見出す(庚申を身を清める、男女同衾の忌み日とする潔斎的なことから、夜を通して人が集まることに変化させて、さらには集まって飲めや話せや、になる。等)人の逞しさも見えて楽しく読めました。しかしそれも含めて雨風にさらされている仏様や塚などは西行ではありませんが、「かたじけなさに涙こぼるる」のを禁じ得ません。2020/11/19

花林糖

15
(図書館本)路傍・池のほとり・野辺などにある野仏についての入門書。野山などにある道祖神が一番好み。体力のあるうちに柳生街道を歩いてみたい。一番印象に残ったのは、、、石仏ではなく、、、柳生街道の峠の茶屋の草餅。2016/05/13

森林・米・畑

11
小さい頃から仏像や地蔵が好きだった。なぜ路肩に野仏かあるのか?いつ頃から?この本から、つい発見すると足を止めて見てしまう。

misui

7
再読。野仏は江戸時代に庶民に定着した文化であって、その中心には普及や指導にあたった者がいる。野仏の形態を見ることでその地域の信仰がどのようであったかを読み取ることができるらしい。霊場巡りの功徳を他者に施すために作られたものもあり、行き交う巡礼者の存在の大きさが察せられる。2016/09/17

取り柄無し

4
祠破壊と並ぶド定番ネタに神像やお地蔵さんを倒したことによる祟りがあり、そういった知識を付けたくて手に取った。思った以上に色々と腑に落ち、とても有意義な時間だった。また、家の近くの庚申塔と二十三夜塔への見方も変わったように思う。個性的且つ、どこか可愛らしい野仏たち。先人たちが野仏へ込めた信仰に思いを馳せるのも楽しいだろう。2025/07/01

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