出版社内容情報
ネイティブに通じる自然な英語が身に付く!
本書は『プログレッシブ英語コロケーション辞典』に準拠した、自然な英語を使いこなすための問題集です。
料理をするときに使う「強火」は、英語ではhigh heatと言うのが自然で、(×)strong heatとは言いません。このような「語と語の習慣的な結びつき」をコロケーションと呼びます。日本語でも英語でも「語と語の結びつき」にはそれぞれ相性があり、その相性を知らないと自然な英語で発信することは困難です。
『プログレッシブ英語コロケーション辞典』から選び抜いた内容をクイズ形式で紹介していますので、問題を解き、解説を読んでいくうちに、いつの間にか「ネイティブの語感」が身に付きます!
●問題の例
次のA, B, Cから( )に当てはまる語を選びましょう。
A. close B. fasten C. turn
You should ( ) the middle button of your jacket.
[訳]ジャケットの真ん中のボタンをかけたほうがいい。
→正解はB. fasten
【編集担当からのおすすめ情報】
ネイティブに自然に聞こえる英語を使いたい方は、本書で練習しましょう!
例えば、次に挙げる英語は、ネイティブは不自然に感じます。
×say a joke(冗談を言う)
×Can I help your homework?(宿題を手伝ってあげようか)
×the first page (新聞の一面)
×I was disappointed in the result.(その結果にひどくがっかりした)
上に挙げた表現を自然な英語にすると・・・
「冗談を言う」はmake a joke
「宿題を手伝ってあげようか」はCan I help you with your homework?
「新聞の一面」はthe front page
「その結果にひどくがっかりした」はI was disappointed with the result.
1つ1つの単語を知っていても、こういう語と語の習慣的な結びつきは意外とわからないのではないでしょうか。
コロケーションを覚えて「ネイティブに通じる自然な英語」を使いこなしましょう!
さらに詳しくコロケーションを知りたい方は、『プログレッシブ英語コロケーション辞典』を併せてお使いください!
内容説明
基礎的なものから、今まで取り上げられてこなかった特殊なものまで、さまざまなタイプのコロケーションを網羅しています!
目次
1 基礎編 語彙的コロケーション―日本語直訳では意味をなさないコロケーション(cold(名)「かぜを引く」「かぜ気味」は何て言う?
egg(名)「卵を産む」「卵をかき混ぜる」 ほか)
2 基礎編 文法的コロケーション―おさえておきたい基本の動詞・形容詞のコロケーション(agree(動)「~に賛成する」「…ということで意見が一致する」と言うときは?
find(動)「“人”に“物”を見つけてやる」「“人・物”が~だと思う」 ほか)
3 発展編 語彙的コロケーション―言えそうで言えないコロケーション(baby(名)「赤ん坊を産む」「出産予定である」は何て言う?
bed(名)「ベッドを整える」「同じベッドで寝る」 ほか)
4 発展編 文法的コロケーション―動詞・形容詞・名詞のさまざまなコロケーション(consider(動)「…することを検討する」「…かどうか考える」と言うときは?
decide(動)「…する決心をする」「“物事”をしないことに決める」 ほか)
番外編 特殊なコロケーション(副詞highlyのコロケーション「きわめて敏感な」「高く評価される」は何て言う?;make「have」+(a+)名詞のコロケーション「おしゃべりする」「抗議する」 ほか)
著者等紹介
塚本倫久[ツカモトミチヒサ]
愛知大学国際コミュニケーション学部教授。専門分野は現代英語の語法研究、コーパス言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。