出版社内容情報
とことん1目交差!今までにない棒針模様集
アメリカの人気ニットデザイナー、ノラ・ゴーンさんによる棒針編みソースブックシリーズ第2弾のテーマは「ツイストステッチ」。このツイストステッチ、日本で一般的な「1目交差」と見た目はそっくりですが、実は似て非なるもの。「1目交差」より簡単に編めるのに、できる編み目はほぼ同じという、目からウロコの技法です。
その技法をノラさんが徹底的に追求し、縦横斜め、あらゆる方向へと展開し、生み出した125種類以上の多彩な模様が本書の主役。すべての模様のチャート(編み図)も収録しています。
模様を使ったウエアや帽子、スカーフなどの作品も15点収録。ウエアはXS~6Lまで、9種類のサイズで編める上、それぞれの設計もノラさんらしい、ユニークで編んで楽しいものばかり。
さらには、オリジナルの模様デザインを始めるためのノウハウやツールをまとめたガイドまで!
棒針編みがもっともっと楽しくなる1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
編むのがちょっと面倒だし、そのわりに編み目が地味だし・・・と、脇役的存在と思いがちだった「1目交差」。それがツイストステッチならこんなにサクサク編めるのか! とまずびっくり。さらにデザイン次第でこんなに新鮮な模様が編めるのか! とまたびっくり。ノラさん、そしてツイストステッチ恐るべし、な1冊です。
内容説明
「1目交差」といえば、模様編みの技法のなかでは脇役的存在。そんな印象をアメリカの人気ニットデザイナー、ノラ・ゴーンさんが本書で一変させてくれます。まずは主役の「ツイストステッチ」の編み方をマスターしましょう。じつはこの技法、日本で一般的な「1目交差」とは、似て非なるもの。「右上」も「左上」も、「1目交差」より簡単に編めるのに、できる編み目はより立体的。目からウロコの技法です。PART1で紹介する125種類以上の模様は、すべてチャート(記号図)を収録。ツイストステッチの連続で浮き上がるラインが斜めに続くベーシックな模様から、水平方向、垂直方向への動きも加えた模様、レース編み(透かし)と組み合わせた模様、さらには毎段交差をくり返すことでより複雑なテクスチャーを作る模様…と、ツイストステッチにより模様の世界がどこまでも広がっていきます。PART2では、PART1の模様を使ったアレンジ作品を15点収録(XS~6Lまで、ウエアのサイズ展開は9種類!)。模様部分をほかの模様に置き替えることもできるので、何倍にも楽しめます。さらにPART3では、ツイストステッチ模様を自分でデザインするためののノウハウとコツを伝授。編む楽しみ、そしてデザインする楽しみを何倍にも広げてくれる、エキサイティングな棒針編み模様のソースブックです。
目次
1 模様を編む(ツイストステッチの基本;斜めに続く模様;小さな模様 ほか)
2 ウエアや小物を編む(インフィニティカウル;ディープヨークプルオーバー;アイランドプルオーバー ほか)
3 自分でデザインする(始めましょう;模様作りのレッスン10)
著者等紹介
ゴーン,ノラ[ゴーン,ノラ] [Gaughan,Norah]
1961年、アメリカ・ニューヨーク生まれのニットデザイナー。ブラウン大学で生化学とアートを学んだのち、ニットデザイナーに。80年代からアメリカの主要な編み物雑誌、ハンドメイド雑誌でデザインを発表してきたほか、大手糸メーカーのデザインディレクターも務めた。近年はブルックリン・ツイードのデザインチームのメンバーとしての活動に加え、個人でもデザイナー、指導者として活躍。現在は老舗編み物雑誌『Vogue Knitting』の編集長も務めている
西村知子[ニシムラトモコ]
ニットデザイナー、翻訳家。日本手芸協会手編み師範。京都市生まれ。ニューヨークですごした幼少時代、祖母や母の影響で編み物に興味を持つ。学生時代から手編みのオリジナル作品を手がけるように。社会人になってからは通訳・翻訳を仕事とする一方で編み物の研鑽も重ね、やがてその両方を活かした編み物の仕事がライフワークとなる。現在は英文パターンを用いたワークショップや講座、編み物関連の通訳や翻訳、オリジナルデザインの提案など、幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。