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片寄斗史子聞き書きシリーズ100歳までいきいき生きる国民医の
闘う脳外科医―全部助けたい、絶対あきらめない

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  • サイズ A5判/ページ数 139p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784093047050
  • NDC分類 494.62
  • Cコード C2377

出版社内容情報

症例数日本一の脳外科医の決意。

脳神経外科医としてこれまで約40年間に2万件を超える開頭手術をしてきた上山博康医師。どんなに難しい症例でも、手の打ちようがないと断られてきた患者でも、自分に救いを求めてきた人の診察は決して断らない、絶対あきらめない、という姿勢で「最後の砦」と呼ばれている。
脳の医学は未開の部分が多く、手術は困難でリスクが大きいものばかり。訴訟の問題もあって脳神経外科医をめざす若手は減りつつある。そうした現状を憂えて、”脳外科手術の講道館”をめざす「上山塾」を札幌で主宰し、より高度で安全な手術の教育と優秀な若手の人材輩出に努めながら、日々病気と闘ってメスを握っている。
本書では、誰もが「何かあったら……」と不安を抱く脳の病気に対処するための7カ条と、日頃の生活の中で危険信号を察知できるよう知っておきたい「イエローカード法」を伝授。強い決意を秘めて病気と医療体制の両方と闘う脳外科医の姿を通して、最新の脳医学の現状をわかりやすく解説する。

内容説明

救急患者は廊下に寝かせてでもすべて受け付ける。脳内疾患は、どんな病気でもすべて診察する。症例数日本一の脳外科医の決意。

目次

対話 医者に必要なものは「治したい」という強い思いと努力。そして、師と仲間。あとはすべて患者さんが教えてくれます。(「おかしいでしょ、それ」が、いっぱいのいまだから。まともな医者になるのに、時間がかかりました。)
第1章 僕はどんな医者を目指してきたのか。(医者という人生を生きている。)
第2章 名医とは何か。あなたにも一度、考えてほしいのです。(診療にまつわる僕の本音です。)
第3章 手術をするか、しないか。病気になったときに医師に聞くべきこと。(脳動脈瘤って、治療しなければダメ?;あきらめないで、怖れないで意見を言ってください。;僕は、こんな手術をしてきた。;僕のネバー・キブアップ人生)

著者等紹介

上山博康[カミヤマヒロヤス]
社会医療法人禎心会脳疾患研究所所長。日本脳神経外科学会専門医。1948年青森県生まれ。1973年北海道大学医学部卒業後、同大同部脳神経外科に入局。大学及び旭川、釧路、美唄などの関連医療施設で研修後、1980年生涯の師となる伊藤善太郎氏(故人)率いる秋田県立脳血管研究センターに赴任。1985年北海道大学医学部助手。翌年講師に。1992年旭川赤十字病院脳神経外科部長として赴任。2012年4月から現職

片寄斗史子[カタヨセトシコ]
いきいきネット株式会社代表取締役社長。雑誌「いきいき」創刊編集長。1950年島根県生まれ。島根県立女子短期大学卒業後、中日新聞社・婦人生活社等を経て、89年ユーリーグ株式会社設立に参加。取締役副社長。96年直販雑誌「いきいき」創刊編集長。2011年60歳を機に「いきいき」を次世代に手渡し、新たな高齢社会事業に着手する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パズル

7
医療に対して真摯で、貪欲で、感銘を受けました。目の前の医師を、現代医学の限界だと思ってはいけないですね。QOLの向上に関しては「本来、患者さん等QOLが低下する人に対して使うのに、医師が使うようになってきた」との言葉は、考えさせられました。2014/11/03

室蘭まったり読書会

1
第十二回読書会紹介本(2016 3 11)2016/03/13

decomo

0
一流の人は、真摯で素直でパワフルだ。お医者さんに限らず、こんな人たちがたくさんいたらいいのにと思う。2016/06/08

aloha0307

0
上山先生は医療の”匠”...実感できた。 後半ちょっと文章がもたつき気味...2013/08/03

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