出版社内容情報
実際に検査、原因の究明、治療と進んでいった体験者に取材し、不妊治療の実態とそれに伴う心の悩み、妊娠、出産に至った喜びの声と、それらに最新治療法などのドクター解説を付け構成。付・全国不妊治療病院リスト。
不妊症の治療とひと口にいっても、原因、治療法はさまざまです。わが国の医療技術はめざましい発展をとげ、不妊治療による妊娠、出産の確率もアップしています。 最近では、国内でも卵子の提供を受けての体外受精も可能になり、妊娠の可能性はさらに広がっているといえます。しかし、不妊に悩むカップルは、全国で150万組とも200万組ともいわれています。 そこで本書は、実際に検査、原因の究明、治療と進んでいった体験者に取材し、不妊治療の実態とそれに伴う心の悩み、妊娠、出産に至った喜びの声を伝えることで、不妊に悩む人たちに希望をもってもらう主旨で企画しています。最新の治療法など、ドクターの解説や用語の脚注を付け、読みやすくわかりやすい構成です。また、巻末には、全国不妊治療病院リストを付けています。
内容説明
本書は、不妊治療体験者の悩み・喜び・治療事情と検査から体外受精・顕微授精までの最新治療を紹介。
目次
第1章 検査―赤ちゃんが欲しいと思ったとき
第2章 薬・手術―治療を始めたとき
第3章 人工授精―一歩治療を進めたら
第4章 体外受精―心の問題と向き合って
第5章 顕微授精―最新治療を決断するとき
第6章 選択―治療をやめるとき
著者等紹介
増田美加[マスダミカ]
フリーエディター・ライター。1962年、東京都生まれ。大妻女子大学卒業、同大学院修了。出版社を退社後、女性誌を中心に女性の健康、生き方に関する記事を執筆。性と健康を考える女性専門家の会会員
森本義晴[モリモトヨシハル]
IVF大阪クリニック院長。1951年、大分県生まれ。関西医科大学卒業、同大学院修了。日本不妊学会評議員、日本受精着床学会評議員。医学博士。英、米、豪で体外受精の研修を受け、最先端の不妊治療や新しい技術の研究開発に取り組む一方、不妊治療における心のケアの必要性にも着目
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