出版社内容情報
出生から現在までの身長のデータから、子どもの最終身長を知ることができます。将来、低身長が予測される場合の成長ホルモン治療を始め最新の治療を詳しく解説。低身長を心配するご両親へおくる一冊。低身長の専門診療ガイド付。
目次 [第1章]わが子が小さいと感じたら ■お子さんの低身長に気づいたら ■平均的な背の伸びのパターンを知ってください [第2章]調べるほどの低身長(成長障害)なのか、評価してみましょう ■調べるほどの低身長(成長障害)かの評価① 理論編 ■調べるほどの低身長(成長障害)かの評価② グラフ編 ■調べるほどの低身長(成長障害)かの評価③ 練習編 ■調べるほどの低身長(成長障害)かの評価④ 実際編 ■調べるほどの低身長(成長障害)かの評価⑤ 限界値A(身長でみる場合) ■調べるほどの低身長(成長障害)かの評価⑥ 限界値B(成長率でみる場合) ■調べるほどの低身長(成長障害)かの評価⑦ 限界値C(細かい身長の資料がほしい人のために) ■調べるほどの低身長(成長障害)かの評価⑧ 限界値D(細かい身長率の資料がほしい人のために) [第3章]いつ、どこで、どんな検査をしたらよいのでしょうか ■調べる時期 ■低身長だけでなく、こんなことがあったら気をつけたほうがよい ■どこの病院に行くか ■どんな検査をするのでしょうか ■低身長の専門医一覧 [第4章]どんな治療をするのか? 効果は? 副作用の心配は? ■成長ホルモン治療の
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小木ハム
7
本書はお医者さん側から見た低身長治療の本。データは25年前のもの。身長が大きく伸びる時期は主に二回で、①乳幼児期の栄養摂取、②思春期の性ホルモン。乳幼児期に食が細いと高い確率で低身長になり、6歳時の身長と17歳時の身長には正の相関が認められている。6歳時に背が高い子はそのまま背が高く、低い子はそのまま低くなる。4~5歳までで平均値に比べてあきらかに低い場合、成長ホルモン不足の疑いがあり専門医を訪ねることを検討してもよい。しかしホルモン治療は年間100~700万円かかるようなので諦める家庭が大半だろう。。2020/09/14