出版社内容情報
病院でくれる薬の効能から副作用までを徹底分析。バイアグラ、新抗うつ薬、貼付薬の禁煙補助薬、抗酒剤(酒量抑制剤)など画期的な重要新薬をいち早く取り上げ、詳しく解説。大幅に変更された薬剤識別コードももれなく収載した、親切でわかりやすい薬事典の決定版。
本年は、画期的と呼ばれる薬が数多く発売される年です。代表的なものとしては、勃起不全治療薬・バイアグラでしょう。また、これから使用される薬の中でも、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と呼ばれる抗うつ薬は、うつ病以外にも使用範囲の広い薬として新聞紙上でも紹介されている画期的な薬です。ほかにも、新しい緑内障・高眼圧治療薬、貼付薬の禁煙補助薬、筋萎縮性側索硬化症治療薬など多くの重要新薬が使用されるようになりました。一方で、欧米の製薬会社がこれまでの日本の製薬会社とのタイアップをやめ、日本の現地法人として発売を開始したことにより、薬剤識別コードが大幅に変更されました。 本書は、こうした重要新薬や薬剤識別コードの変更などをもれなく収載すると同時に、最大の特長である親切で詳しい解説をさらに深めました。現在発売されている「薬の手引き書」のなかでは、最も新しく、詳しい手引き書です。
内容説明
抗生物質から漢方薬まで病院でもらった薬の調べ方や名前、効能、副作用、安全性など薬に関する疑問を分かりやすく解説したハンドブック。索引は、薬剤識別コードさくいん、薬剤製品名欧文さくいん、50音順索引がある。
目次
第1部 薬の正しい飲み方・使い方(薬を使用するときの注意点;薬の剤型と、そのじょうずな服用法・使用法;薬の使用に注意が必要な人と対策)
第2部 もらった薬はどんな薬(抗炎症剤;感染症治療剤(抗生物質、合成抗菌剤、抗真菌剤、抗原虫剤・駆虫剤・抗ウイルス剤)
神経系の薬
循環器系の薬(循環器系用剤)
呼吸器系の薬 ほか)