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出版社内容情報
いまを生きるジュニアたちに贈る日本史全集
第3巻では、11世紀から15世紀にかけてをあつかいます。時代区分でいえば、「鎌倉時代」「室町時代」とよばれる時代です。この時代には、これまで主役だった貴族にかわって、武士が主役に躍りでます。武士がかんたんに政治の実権をにぎったわけではありませんが、貴族につかえるなかでしだいに実力をつけ、ついに鎌倉に自分たちの政権をつくりあげます。こうしてうまれた武士の政権は、その後、700年にわたって日本の政治を支配することになります。このように長期にわたる軍事政権は、世界でもきわめてめずらしい存在です。また、この時代は文化の面でも活発な動きがありました。『新古今和歌集』に代表される貴族文化。運慶に代表される鎌倉時代の彫像作品。庶民のなかからも今様など、新しい文化がうみだされました。日明貿易をはじめとする外国との交流、琉球や蝦夷地との文化や経済の交流も盛んになり、銭が全国に流通した時代でした。中世という時代は、現在の日本のすがたに直接つながる要素にあふれています。そのいきいきした魅力を描いていきます。
高橋 慎一朗[タカハシ シンイチロウ]
著・文・その他
高橋 典幸[タカハシ ノリユキ]
著・文・その他
末柄 豊[スエガラ ユタカ]
著・文・その他
内容説明
武士たちはどうやって独自の政権をつくったのだろう。戦いの専門家が政治力をつけて、700年におよぶ武家支配を確立するまで。
目次
第1章 つよまる都と地方のむすびつき
第2章 武家政権の誕生
第3章 日本列島の内と外
第4章 武家政権の再生
第5章 戦国のはじまり
第6章 室町社会のひろがり
著者等紹介
高橋慎一朗[タカハシシンイチロウ]
東京大学准教授
高橋典幸[タカハシノリユキ]
東京大学助教
末柄豊[スエガラユタカ]
東京大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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