シンプルとウサギのパンパンくん

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シンプルとウサギのパンパンくん

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092906617
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ちょっとフクザツな3人の、心温まる日常

高校生のクレベールは、知的障碍をかかえる兄・シンプルと、
親元をはなれ、パリで暮らす決意をする。
弟の不安をよそに、シンプルは、
ウサギのぬいぐるみのパンパンくんと遊んでばかり。
シェアアパルトマンで学生たちと共同生活をはじめると、
二人の日常は、どんどんフクザツになっていき――。
国際アンデルセン賞受賞作家による、兄弟の絆の物語。

【編集担当からのおすすめ情報】
知的障碍をかかえる主人公のシンプルは、毎日問題を起こしてばかり。
共同生活をする学生たちをはじめ、弟のクレベールでさえも、シンプルとはなかなかうまくいきません。
それでも、少しずつシンプルを受け入れ、彼を支え、自分自身の生き方までも変わっていく姿に、心を揺り動かされます。
読者のみなさんも、物語を読むにつれて、シンプルのことがどんどん好きになっていくはず。
彼の相棒・ぬいぐるみのパンパンくんとのちょっぴり不思議な関係も、今作の大きな魅力の一つです。
くらはしれいさんが描く、パンパンくんの愛らしい挿絵にも、ぜひ注目してください。

著者のマリー=オード・ミュライユは、2022年に国際アンデルセン賞・作家賞を受賞しました。
今作は世界26カ国で刊行されている、彼女の代表作です。

内容説明

高校生のクレベールは、知的障碍をかかえる兄シンプルと、親元を離れ、パリで暮らす決意をする。弟の不安をよそに、シンプルはぬいぐるみのパンパンくんと遊んでばかり。シェアアパルトマンで学生たちと共同生活を始めると、二人の日常はどんどんフクザツになっていき―。国際アンデルセン賞受賞作家による、兄弟の絆の物語。

著者等紹介

ミュライユ,マリー=オード[ミュライユ,マリーオード] [Murail,Marie‐Aude]
フランスの作家。2022年国際アンデルセン賞・作家賞受賞。ソルボンヌ大学で学んだ後、児童文学やYA作品など、子ども向けの本を多数執筆

河野万里子[コウノマリコ]
翻訳家、上智大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

長くつしたのピッピ

14
障碍のある兄を施設に入れたくない一心で、学生たちとシェアハウスに住むことにした弟。兄の言動に悩まされながらも、兄を思う弟の気持ちが切ない。けれども、現実問題として、若い弟一人で背負うには荷が重いだろう。社会の理解も難しい。YAなので、負の部分にはあまり触れていないが、その後の兄弟を思うとやるせない。2025/03/24

his

6
たまらない…何度涙が滲んだことか。福祉の仕事に携わって結構長い。こういう人達の為に、私達は居るのだと再確認。福祉とは何か、を問われている気がした。悪意なく万引きをするシーン、胸が張り裂けそうだった。号泣する1歳3歳を抱えてフードコートで絶望していた時に声をかけてくれたおばちゃんを鮮明に思い出した。デューさんはまさに神だ。わたしは社会資源を提供する側だから、ソーシャさんの言うことも物凄く頷ける。方法はひとつでは無い、道もひとつでは無い。これは決してハッピーエンドではない。これからも延々と続く問題提起の物語。2024/10/06

shoko.m

5
高校生のクレベールは、知的障碍のある兄シンプルとパリで暮らすことにする。親がシンプルを施設に入れたのに耐えかねたのだ。なんとかシェアアパルトマンを見つけたクレベールとシンプルたちの共同生活は……。クレベールが単なるヤングケアラーのような役割に終わらなかったことにほっとする。どんどんフクザツになっていく登場人物たちの心情の描き方が軽妙で緻密で、とても好き。これはお奨め2024/10/16

sayaka

2
よかったです。クレベールの揺れる気持ちやルームメイトたちの自然な変化がとても丁寧に描写されていて、どんどん読み進められました。パパは残念だけど、受け入れてくれる周囲の人たちが温かくてうるっときます。児童書というより大人向けかな。2025/01/19

Olga

2
ザバの家で出される料理とお菓子が気になった。2024/09/19

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