出版社内容情報
実在する兵士の話を元にした不思議な物語
第二次世界大戦、戦闘機に追われてトンネルの闇に逃げこんだ列車の中で少年は見知らぬ男から、兵士ビリーの話を聞く。
第一次世界大戦で輝かしい戦功を立てたビリーだが、ある戦闘で逃がしてやった敵がじつはヒトラーだったというのだ。
もしあのとき、ビリーが彼を殺していたら、この戦争は起こらずに済んでいたのか?
第二次世界大戦が起きなかったかもしれないと言われている、実在する兵士の話をもとにした物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
戦争に、「もし」という仮定は、意味がないかもしれません。
しかし、実在する兵士の経験を元に、もしこんなことがあったらと想像するのは、物語の楽しみかもしれません。マッチ灯りのなかで語られる物語は、不思議な感覚に陥ります。子どもから大人までじんわり楽しめる物語です。
第一部 十一時五十分発 ロンドン行きの列車
第二部 ビリー・バイロン
第三部 視線で人を殺せる目
第四部 雪のなかのワシ
エピローグ
ビリーのモデルとなったヘンリー・タンディについて
マイケル モーパーゴ[マイケル モーパーゴ]
著・文・その他
杉田 七重[スギタ ナナエ]
翻訳
内容説明
第二次世界大戦、戦闘機に追われてトンネルの闇に逃げこんだ汽車の中で語られた不思議な物語。
著者等紹介
モーパーゴ,マイケル[モーパーゴ,マイケル]
1943年にイギリスのハートフォード州に生まれる。小学校の教師をしながら物語を書きはじめ、ウィットブレッド賞、スマーティーズ賞、チルドレンズ・ブック賞など数々の賞を受けてイギリスの児童文学界を代表する作家となった
杉田七重[スギタナナエ]
1963年東京都に生まれる。小学校の教師を経たのちに翻訳の世界に入り、英米の児童文学やヤングアダルト小説を中心に幅広い分野の作品を訳す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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