出版社内容情報
ついに全10巻シリーズの最終巻を迎えます。
グラブス、カーネル、ベック3人の主人公たちは悪魔の侵略から地球を守れるのか、人類を救うことができるのか。裏切ったように見えるベックは、どういう策を考えているのか。まさに小説の魔術師ダレン氏が展開する奇想天外な結末が読者をうならせます。
ダレン・シャン[ダレンシャン]
著・文・その他
橋本 恵[ハシモト メグミ]
翻訳
田口 智子[タグチ トモコ]
イラスト
内容説明
ベックの裏切りか!?緊迫の終幕。
著者等紹介
シャン,ダレン[シャン,ダレン][Shan,Darren]
1972年、ロンドン生まれ。6歳でアイルランドに移る。作家として最初に書いたのは大人向けの作品で、『the CITY アユアマルカ 蘇る死者』(全3巻)。子ども向けの本をはじめて書いたのが『ダレン・シャン―奇怪なサーカス』
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家。東京都生まれ。東京大学教養学部卒。大人向けのノンフィクションを中心に翻訳してきたが「子育てに奮闘中の現役ママ」として児童書・ヤングアダルト分野に転向
田口智子[タグチトモコ]
東京都出身。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻衣
17
最終的にビッグバンで読者置いてきぼりポカーンなまさに WOW FANTASTIC BABY な結末でした。2017/04/10
乃宮はじめ
14
長く追っかけていたこのシリーズ、ようやく最終巻を手に入れたのですが...。ダレン・シャンがあまりに傑作だったせいか、作・訳・絵の完璧タッグに期待しすぎてしまったのか、感想は微妙な感じに納まってしまいました。 元々デモナータシリーズは、やっと希望を見つけたと思ったらどん底に突き落とされると言った児童文学では異色の(反則な?)小説だったので、ラストも一筋縄ではいかないんだろうな、と思っていたのですが。 長く続いたシリーズ物って特に、読者が納得するラストにするって大変なんだな...としみじみ実感。2011/10/04
Keystone
12
人が死にすぎて、こういう終わり方しかないんだろうなと思っていました。ダレンシャンと似たまとめ方。前半が面白かっただけに後半の失速が残念でした。2016/04/23
ちゃちゃ
12
(やっと最終巻!図書館で予約無しで読んでたので,一体何年かかったのだ?)ここに来て魔将ロード・ロスが意外な魅力(?)を発揮。・・・それにしても,物語を始めるのは簡単だけれど,無理なく終結させるのは難しいのだなあ・・・。宇宙全体に話が広がりすぎて,なんだか違う方向に進んでしまったのではないか?安易なヒーローものにしたくないという気持ちは分かるが・・・。ところで,このシリーズ,「児童書」のコーナーにあるんですけど・・・。とても映像に出来ない大量殺戮・・・。うーん?2010/12/08
しぐ
10
デモナータシリーズ最終巻。ベックが悪魔の味方とか人間に未来はなくなったな、と思っていたけど、こういう終わり方かー。ベックの計画にまんまと騙された。主人公3人が生き残るのは想像できたけど、まさかロード・ロスまで生き残り、尚且つ協力していたとは。歴史の中に悪はなければならない存在であるならば、ロード・ロスもなんだかんだで必要な存在だったんだなぁ。憎めない存在だった。2016/12/19