出版社内容情報
アラビアのお話の世界へ
中世のアラビアを中心とするイスラム世界で作られ語り継がれたきた物語などがもとになってできた物語集が、『アラビアン・ナイト』です。それが18世紀になってからヨーロッパに伝えられ翻訳されて、大人気となりました。19世紀の終わりごろには、日本語訳も紹介されるようになり、そのおもしろさで人気を得ています。
本書では、数ある話の中から「魔法の馬」「アラジンのランプ」「空飛ぶじゅうたん」「アリババと40人の盗賊」の4話を選んでまんがにし、『アラビアン・ナイト』の世界へご案内いたします。
「魔法の馬」「アラジンのランプ」「空飛ぶじゅうたん」では、それぞれ、「空を飛ぶ木馬」「ランプの精」「指輪の精」や、「空を飛ぶじゅうたん」など、不思議な「精霊」や「モノ」が、登場します。
「アリババと40人の盗賊」では、機転をきかせた若い女性が、盗賊一味をやっつけてしまいます。
それぞれ、話の展開が思いもよらぬ方向に進んでいって、どんどん先を読みたくなるものばかりです。
物語としての『アラビアン・ナイト』を読むきっかけになることでしょう。
著者等紹介
ガラン,アントワーヌ[ガラン,アントワーヌ]
1646~1715。フランス北部のロロという小さな村で生まれた学者。1670年に、フランス大使のお供で中東に行き、アラビア語を学ぶ。その後、何年もかけて『アラビアン・ナイト』をアラビア語からフランス語に訳した。これが元になって、いまではいろいろな国のことばに訳され、読まれるようになっている
みやぞえ郁雄[ミヤゾエイクオ]
漫画家。佐賀県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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