出版社内容情報
絵本 幼児
おかあさんがあんでくれた、かわいいチョッキ。“ちょっときせてよ”と動物のなかまが次から次へ。どんどんチョッキがのびちゃうよ!子どもから大人まで愛される、ユーモアとやさしさあふれるロングセラーです。
1975年度 講談社出版文化賞絵本部門、1975年度 産経児童出版文学賞推薦、1975年度 厚生省児童福祉文化奨励賞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
118
【再読】わかっているけど、面白い。チョッキの運命がどうなるかは、わかっているんだけど、気になってやはり次のページを確認してしまう。ねずみくんが、お母さんが編んでくれた赤いチョッキを着ていると、あひるくんに「ちょっと着せてよ」と声をかけられます。ねずみくんは素直にチョッキを貸すのですが…。ねずみくんの良いところは素直なところ。そして、やさしいところなんだろうなぁ。でもいくらやさしくても、あのチョッキはどうするのだろう。お母さんに、なんて言い訳するのだろうと思ってしまいますね。(笑)2014/09/06
紫綺
106
ねずみくんがとても可愛い。赤いチョッキがチャーミング。なのに、なのに、どうしてくれるこの始末。個性的な絵の動物たちが楽しい♪2013/10/12
ままこ
99
先日『MOE』でねずみくん特集を読んで読みたくなった。シンプルで斬新な表紙。中のタイトル文字にも遊び心あり。せっかくのチョッキが〜‼︎ラストのラストはにっこり。2020/06/20
HIRO1970
93
☆★☆思うようにならない・・・。大きい人(大人)ってずるいと思っていました。自分はそうではないように・・・。2004/01/01
masa@レビューお休み中
88
亜久里さんのオススメ。ねずみくんシリーズがあることを教えてもらい読んでみました。これも面白いですね〜。ねずみくんが自慢のチョッキを着ていて、友だちに言われるがままにどんどん貸してしまうという物語。だんだん貸す動物が大きくなっていくので展開は読めるのですが、それでも面白いです。きっと、ねずみくんのキャラがいい味だしているからだろうなぁ。2012/03/09