出版社内容情報
少年冒険小説の金字塔を、まんが化!
新しい学習まんがシリーズ【世界名作館】の第4弾は、少年冒険小説の金字塔・『十五少年漂流』です。小説の作者、ジュール・ヴェルヌは、『海底二万里』『「月世界旅行』などのSF(サイエンスフィクション)小説の第一人者でしたが、そんな彼が唯一書いた少年向けの小説が、この「十五少年漂流記」(原題は『二年間の休暇』)でした。1888年、日本では大日本帝国憲法発布の1年前のことです。
ニュージーランドの寄宿学校・チェアマン学校の生徒達は、夏休みに帆船でニュージーランド一周の旅に出かけようとします。ところがなぜか出港直前に、15人の少年達を乗せたまま、船が流されてしまいます。フランス人のブリアン、アメリカ人のゴードン、イギリス人のドニファン等、国籍も年齢も違う少年達は、絶海の孤島に流れ着きます。でもそこは食べるものも住む場所もなく、ただ自然だけがあるところ… 救助の船はやってこない… それでも少年達は、知恵と勇気をふりしぼり、新しい生活を始めるのです。さまざまなトラブル、仲間とのいさかい、絶望寸前の状況の中でも彼らはあきらめません。いつか絶対ニュージーランドに帰る! その思いが実現する日を信じて…
【編集担当からのおすすめ情報】
作画担当の大谷じろう氏は、「学習まんがシリーズ」初挑戦です。テレビドラマ化もされた『おかわり飯蔵』(原作・魚柄仁之助)、『下北GLORY DAYS』等、青年漫画雑誌を中心に、若い読者層のハートをがっちりと掴んできた氏が、学習まんがの世界に新たな風を吹き込みます!
第一章 流された少年たち 3
第二章 ここはどこ? 31
第三章 無人島でのくらし 57
第四章 悪者がやってきた 99
第五章 ボクらは負けない 123
名作なぞとき資料室 151
内容説明
はげしい雨と風、とどろく雷鳴、うねる大波…そんな海を漂う帆船―乗っているのは、ニュージーランドの寄宿学校の少年たち。なんとか流れついた、人の姿も見えない陸地で、15人の少年たちは新しい生活を始める。食べるものも、着るものも、住む家もない場所で少年たちは知恵と勇気をふりしぼり、力を合わせて生きていくが…!?。
著者等紹介
ヴェルヌ,ジュール[ヴェルヌ,ジュール][Verne,Jules]
フランスの港町に生まれて、たくさんの冒険小説や空想科学小説を書いた小説家。作品の舞台は、月、地底、海底、無人島など、さまざまな場所におよぶ。1828~1905
大谷じろう[オオタニジロウ]
漫画家。1971年、東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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