出版社内容情報
障害に負けず、水泳選手として、歌手として、あらゆる可能性にかける感動の伝記。
水泳選手としてパラリンピックに出場、歌手として、日本を始め世界中の人々に感動を与え続けるレーナ・マリア。生まれながらに持つ障害をごく自然に受け入れ、あらゆる可能性に挑戦するスーパーウーマン、感動の伝記
内容説明
レーナ・マリアは、重い障害をもちながら普通の人と変わらない生活をしているばかりか、音楽や水泳を通して世界で活躍しています。「本に署名をするのに、口あるいは右足でサインをする人。水の中でイルカのように泳ぐ人。自分の障害にたいしてユーモアをもって笑える人」なのです。
目次
第1章 「たとえ腕がなくても、この子に必要なのは家族だ」
第2章 「レーナ、歩いてごらん」
第3章 レーナは人気もの
第4章 ソウル・パラリンピックを目指して
第5章 歌は国境をこえて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
60
図書館本。 本書で初めて知った人物。私は精神のほうの障害ですが、身体は身体でリハビリとか大変なのですね。健常者(全員ではない)や社会からの差別の目は共通。2023/03/24
nao1
11
小六の娘からの強いオススメ^^両手がなく片足も短く生まれたレーナ。水泳や歌や絵などに才能を花開かせ、笑顔がとびきり素敵な女性。「幸せは腕にあるのではなく心にあるのですから」ということばに、レーナが常に心をタフに磨く努力をしていることがうかがえる。ヘレンケラーと同じく、レーナの考え方にも聖書の影響がとても強い。聖書は苦難によりそい、人格を高める道しるべになるのだろう。「命と愛を大切にし、まわりの人々を大切にして生きてください」というレーナのメッセージが子供たちの心に深く刻まれますように。2015/06/08
4/123
10
再読。探しましたよ¨¨¨あべさよりさん¨¨¨。゚(゚´Д`゚)゚。学習漫画シリーズと保健室シリーズ(多分このシリーズに関しては小学校保健室向けにリリースされていたので、一般販売されていない¨¨¨はずだと思う)で有名な方なんですが、そういや一般紙で見たことないなぁ、と検索。現在Twitter・pixivに登録され、小学館で漫画を書かれておりました。うわー、懐かしいなー、懐かしいし、やっぱり王道少女漫画の絵柄で落ち着くわー¨¨¨著者と室山まゆみさんとクランプには是非第一線で走り続けてほしい。新作も応援します。2017/06/07
ミルクみるく
10
最後に水泳をやめてもったいないとおもった2009/11/06
epitaph3
4
2015年252冊目。歌のことは知っていた。水泳のことは知らなかった。「一本足」と言われて、笑顔で「二本足」と言い返したエピソード。ああ、この人は、まわりを味方につける、魅力があるんだ。2015/05/16