出版社内容情報
運筆能力で学力・学習効率が格段に上がる!
子どもの学力を伸ばすために最も重要なのが、「読み書き計算」の基礎能力です。陰山メソッドは、この力を集中的な反復学習によって高める学習方法です。
『運筆ドリル』は、ひらがなとカタカナ、小学1年生で学習する漢字80字の中の24文字を使って、指先で鉛筆を自在に動かす力、きれいに文字を書く力を養うドリルです。1日目に24mmますで練習し、2日目に同じ文字を20mmます、18mmますでより小さく書く練習をすることで、指先を器用に動かす力が身につけられます。
本書ではすべてのますの左側にお手本を入れました。ひらがなは書くのがむずかしい文字なので、お手本の前に「じゅんび」として、文字の書き出しやポイントとなる部分の運筆練習をします。
最初のお手本には書き順のほか、「とめ・はね・はらい」など、注意する部分を記号で示しました。また、練習するますにも、重要なポイントには記号を入れています。
お手本を見ながら、その文字の特徴に注意し、お手本どおりに書き写すことで、文字の認識能力が高まります。
運筆能力が上がれば、学力は高まります。学習効率が格段に上がります。
本書で繰り返し練習して、運筆能力を高めましょう!
【編集担当からのおすすめ情報】
ドリルの冒頭は、生き物の体の線や模様を書く楽しい練習です。その次がひらがなです。
ひらがなは、カタカナや漢字に比べて、書くことがたいへんむずかしい文字です(その理由は本書でご確認を)。そのため本書では、あいうえお順ではなく、ひらがなを字形や書き方で分類し、なかまごとに練習できるようにしました。ページの下部には「おうちのかたのチェックポイント」として、字形をくずしやすいポイントを例示しました。
私は本書で何度も練習して、初めて字形の特徴と整え方を意識できるようになってきました。本書はお子さんの学習を見守る保護者の方にも、よりきれいな字を書きたい大人の方にもお役に立つドリルだと確信しています。
【目次】