出版社内容情報
婚約中の尚志と麻衣は幸せの絶頂にいた。しかしある日、麻衣が突然原因不明の病に倒れ、昏睡状態に陥ってしまう。数年後、奇跡的に意識を取り戻した麻衣だったが、尚志に関する記憶をいっさい失っていた。12/16映画公開。
内容説明
結婚式を間近にひかえ、尚志と麻衣は幸せな日々を送っていた。しかしある日、麻衣は頭痛をうったえ入院してしまう。なんと300万人にひとりの病にかかってしまったのだ。意識不明の状態がつづき、尚志は麻衣の両親から「もう麻衣のことはわすれてほしい」と言われてしまう。動揺する尚志だったが、麻衣のそばにいることを決意。そして一年半後、麻衣は奇跡的に目を覚ます。リハビリをはじめ、回復していく麻衣。しかし麻衣は、尚志のことをまったく覚えていなかった。
著者等紹介
時海結以[トキウミユイ]
長野県生まれ。『業多姫』(富士見書房)で作家デビュー。ノベライズ、児童書の著書多数。小説家になる前は考古学研究者で、パズル作家も兼業している
岡田惠和[オカダヨシカズ]
脚本家。1990年にドラマ「香港から来た女」(TBS)で脚本家デビュー。以降、数々のドラマや映画、舞台などの脚本を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Horioseiji Horio
3
冒頭からハッピーエンドとわかっている話なんですが、そこに至るまでがとても辛くて、読みながら何度も涙してしまいました。 家族の絆が素晴らしい物語でした。 ♪☆*★٩(´^ε ^` )و 2018/11/03
南極星
1
事実は小説よりも奇なり。最初にYouTubeで結婚式の動画を見て感動。そのあと、小説を読み感動、DVDを見て感動❗️ああ、ほんとよかったよ。2018/01/01
はっち
1
いやー、実話なんだからすごい。 まさにドラマでしょの奇跡。 どれだけ愛していても、体が不自由になり自分のことも覚えていない彼女を毎日支え待てるのか。自分なら無理だろうと思ってしまう。 こんなに、美しい話があるんだね。2018/03/07