出版社内容情報
彗佳は明るい中2女子。ある日、クラスのリーダー陽子がゲームと称して千夏へのいじめを開始。いじめを止めた彗佳は、千夏の代わりにいじめのターゲットとになり…!? 14歳の著者のいじめ体験をもとに描いた小説
内容説明
私は中2の彗佳。成績は急に下がって、ひとりぼっちなの。理由はいじめ。ある日、クラスリーダーの陽子が「千夏でゲームしない?」と楽しそうに言って、千夏の机に死ねとか書いた紙を置いたり、仲間はずれにしたり。辛そうな千夏に私はたえられず、やめよう!と陽子に訴えたら「ゲーム=いじめ」のターゲットが今度は私に。皆に口を利いてもらえず、臭いとかひどい言葉を浴びせられるけど、先生や親にこの地獄のことを言えなくて!―14歳の著者が「いじめに負けないで!」というメッセージを込めて、経験したいじめを物語に!
著者等紹介
林慧樹[ハヤシミキ]
8月19日、岡山県生まれ。14歳のときに書いた『いじめ 14歳のMessage』で、小学館パレットノベル大賞審査員特別賞を受賞
細居美恵子[ホソイミエコ]
アニメーター・イラストレーター。キャラクターデザインを務めるかたわら、近年はイラストレーターとしても活躍中!(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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夜桜キハ @呪術ギネス記録おめでとうございます
2
私と同じぐらいの子が書いたなんて尊敬しました。 作家みたいな文学的な文章の上手さは無く、でも正直に書かれていて辛辣で胸に突き刺さりました。 いじめは無くならない。でも、無くす努力をしようよ……。 作者の思いが伝わってきました。
Hideki Maeda
1
いじめはなくならないね 読んでるときから涙がこぼれてきた。 誰にでも起こる。始まりは少数なのかもしれないが多くの人を巻き込み、事態を大きくしていく。 やる側もやられる側も紙一重であり、正義か自分を守るかの選択は難しい 精神的に強い人ばかりではないからね 憂さ晴らしのため他人を攻撃する。自分のイライラや怒りをぶつけている。 ひとりひとりが優しさと思いやりをもって いじめをなくすことを本気で考えなくてはだめだ 自分さえよければという国民性を見直し 他人への思いやりや感謝することを真剣に議論すべきだと思う 2020/10/06
アマンダ
0
2008既読