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内容説明
どうやって老いと向き合う? 断捨離はしたほうがいいのか、節約をそこまでやるの? モノを増やさない工夫は? 若づくりはイタイの? 親の介護、葬式、お墓はどうする? 孤独死問題はどうなっている?
日本で関心が高まる「老い」に、ドイツ人はどのように向き合っているのか――日本とドイツを知り尽くした人気エッセイストが、本音インタビューをもとに「ドイツ式・老い支度」を綴る。日本の私たちがなかなか気付かない「考えすぎずにさらりと老いるドイツの知恵」が満載。飾らず、気負わず、合理的。それでも恋愛までしてしまうポジティブさで、歳をとることが怖くなくなる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
67
物凄く良かった😊老後の生活、ドイツではとても合理的。「子どもには将来があるけど高齢者にあるのは今だけ」だからこそ今を優先し悩まず自然に老いる。買い物は趣味ではなく単なる浪費なのでお金を使わないで楽しむ彼ら😊夏は水でシャワーなのは私も!そして洗濯を毎日せず週1回洗濯日を決める。断捨離しないのは、それ以前に物を買わないから。しかしドイツでも家事育児介護は女性の無料奉仕に頼っているが、富裕層はハウスキーパーを雇う。幸せ=自由。何ものにも縛られない事。だから年齢にも拘らないで好きな服装を楽しむ彼らに万歳😊2025/04/05
kanki
17
文化の違い。節約ケチ、温かい食事にこだわらない、プレゼントは消え物希望。突然死、孤独死でよく、死の準備しない。人生はコントロールできないから。2025/08/01
コニコ@共楽
16
日独のハーフである著者、サンドラさんが、合理的で節約を重んじるドイツ人の意外と知られていない面を紹介したエッセイ。「カップル文化のドイツ」と「女子会文化の日本」という文章が印象的。ドイツでは男女平等が進んでいても「一人で外食する女性」が市民権を得ていないというのが面白い。老いてもパートナーを求めるドイツと日本は対称的。家族の概念が広くおおらかなドイツがステキだと思った。2025/04/12
リップ
9
ドイツ人の年の重ね方、亡くなるまで、亡くなったあとの話を、主に日本に住むドイツ人の方々へのインタビューを通じてまとめた一冊。認知症、突然の死、親の亡くなり方、お葬式の文化の違いなど日本では避けられがちな死にまつわる話がたくさん記載されていて、考えさせられることがたくさんあった。日本でもドイツでも女性が介護を無償で担う場合が多いだとか、介護人材の不足など共通した課題もあった。でも何より、本人ができる限り納得した老い方、終わり方を模索できる社会がいいなあと強く感じた。2025/07/14
siva
4
認知症になった「から」世界旅行に行き今を楽しむ、とか。死よりも生、終活などあまり考えない、とか。服も家具もセコンドハンドで長く使う、とか。介護施設の前に認知症の人のためのバス停留所が次々と作られている、とか。「堆肥葬」が話題になっている、とか。高齢の家族が味わった壮絶な体験が語り継がれ、若者も当たり前のように節約する傾向がある、とか。オクトーバーフェストで86歳の女性が半額だからと1リットルのビールを飲み干す、あっぱれだ。2025/07/15
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