出版社内容情報
主人公ヘンリー少年は、自分はどこから来た人間で、いったい誰なのか、そして扉の向こうにはどんな世界があるのかを探り始めます。謎はゆっくりと解き明かされていきます。ファンタジー文庫オリジナルの翻訳児童文学です。
N・D・ウィルソン[NDウィルソン]
著・文・その他
大谷 真弓[オオタニ マユミ]
翻訳
内容説明
雷のとどろく嵐の中で、黄金色に燃えるタンポポ。その美しさと不思議さに、ヘンリーは心をうばわれます。ところが、さわってみようとタンポポに手を伸ばした瞬間から、ヘンリーの体に想像をはるかに超えた変化が始まったのです。ヘンリーは、だれなのか?どこから来た少年なのか?そして、どこかなぞめいた、フランツおじさんの正体は?扉の向こうの世界が少しずつ現実とまざりはじめ、たくさんのなぞがゆっくりと解き明かされていきます。
著者等紹介
大谷真弓[オオタニマユミ]
翻訳家。愛知県生まれ。IT企業に勤務ののち、翻訳業に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MOMO
1
七番目の息子と第二の目とは?そして、ついにおじいちゃんの罪が明らかになり、そのせいでヘンリエッタは囚われの身に!おまけに他の家族もとんでもない場所に!ってな展開で、まぁ、一番の原因は、好奇心と嫉妬と疎外感に駆られたヘンリエッタちゃんの行動ともいえるかと・・・ほんと、あの年頃の嬢ちゃんの自分勝手な理屈と行動ときたら・・・でもって下巻に続くのよ・・・2010/03/05
にま
1
タンポポに触ったことで身体に変化が起きてしまうヘンリー。謎がキチンと明かされないままに、話がどんどん展開していきます。上下巻なので、下巻は一気にいきそうですね。個人的にヘンリエッタがどうも苦手です(苦笑)2009/10/24
ようすけ
0
ヘンリエッタの活躍が待ち遠しい!そして、それぞれ分岐した冒険にも目が離せずドキドキの展開!どんな仲間が現れるか期待!2014/02/17