出版社内容情報
見つけてのばそう!自分の「強み」
自分の強みや弱みを含む「自分らしさ」を知ることは、自己肯定感を育て、自分らしい幸せをつかむことにつながります。しかし、現在の日本の教育では、弱点ばかりが注目され、それを克服することに力点が置かれているため、子どもが自分の「強み」を知って、それを活用していくことが難しい状況です。
本書は、ポジティブ心理学の世界的権威の研究に基づいた24の性格的な「強み」の中から、自分のもっている「強み」を発見し、その活用のしかたを学ぶことができる本です。クイズによるアセスメントや漫画を通して、等身大の小学生の男女のキャラクターと一緒に、子供たちが楽しみながら自分の「強み」を発見し、自己肯定感を高めることができる構成となっています。また、アセスメントにより周りの人の強みやその強みの活かし方も知ることができるので、本を読んだ子供たちが互いの良さを認め合い高め合っていくことにもつながります。総ルビで低学年から中・高学年まで楽しく読むことができ、学校の道徳授業の教材などにもぜひ活用していただきたい1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
漫画は、2016年、「ひとを編むひと」が講談社の第1回オトナ少女漫画大賞にて末次由紀賞受賞、2017年、花とゆめビックチャレンジ賞にて「パスカルとバラの木」が準入選、作家審査員特別賞受賞という経歴をもつ、今大活躍の若手漫画家、あべまりなさんの作です。子供のみならず大人も思わず惹き込まれる可愛く美しい漫画ですので、ぜひご覧ください!
内容説明
自分の「強み」がわかれば…自信がつく!なりたい自分になれる!自分を好きになる!友だちと仲よくなれる!夢がかなう!さあ、自分の「強み」を探す冒険に出かけよう!
目次
第1章 自分の「強み」を発見しよう!(キャラ紹介;自分の「強み」発見クイズ;自分の「強み」をチェック! ほか)
第2章 自分の「強み」を使ってみよう!(ゆいのエピソード1 思いやりとチームワーク;コウタのエピソード1 リーダーシップ;ゆいのエピソード2 勇気と好奇心 ほか)
第3章 「強み」でまわりの人と仲よくなろう!(ゆいのエピソード4 希望;コウタのエピソード4 学ぶ意欲;ゆいのエピソード5 創造性とやわらかい頭 ほか)
著者等紹介
足立啓美[アダチヒロミ]
一般社団法人日本ポジティブ教育協会代表理事、レジリエンスジャパン推進協議会WG委員、認定ポジティブ心理学コーチ、Strength Switch認定ファシリテーター。小学校~高校、適応指導教室など様々な教育現場でレジリエンス講座の講師として活躍中
吾郷智子[アゴウトモコ]
一般社団法人日本ポジティブ教育協会理事。応用ポジティブ心理学修士(MAPP)。元高等学校教諭。本書で取り上げている徳性としての強み(キャラクターストレングス)を中心に、ポジティブ心理学の実践と研究に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぷりん
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