出版社内容情報
この気持ち、どんなことばで表す?を学ぶ本
韓国で出版され、アジア各国でも翻訳された
20万部を超えるベストセラー。
9歳という感受性豊かな成長期には、
さまざまな気持ちが入り混ざった感情を経験し始めます。
その気持ちをきちんと自分のことばで表現できるようになることで、
こどもたちのこころはより豊かに成長すると言われます。
この本では、「楽しい」「悲しい」という基本的な気持ちを表すことばから、
「うらやましい」「もどかしい」というちょっと複雑な気持ちを表すことばまで、
74の表現をイラストと例文で紹介しています。
感情表現の語彙を増やして、自分の気持ち、相手の気持ち、どちらも思いやれる豊かな感情力を育てましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
なるほどこれはいい。自分の持て余す感情や気分を、たくさん語彙を知っていればいい表すことができるかもしれない。ことばにできない思いというのは大人になってもあって、でも、ことばを知ることでそれに近い表現ができるということ。繋がり合う方法がひとつ開けるわけだ。2021/05/24
遠い日
6
自分の気持ちや感情をことばで表すことで、より深く、あるいは詳しくことばを理解し、気持ちや感情を自覚できる。そのための74の気持ちを表すことばを五十音順に紹介する。どんなシチュエーションで?どんなふうに使うのか?ことばを知る、語彙を増やすことでたどり着けるのは、自分の気持ちを発信する、相手の気持ちを思いやること。繋がることができると思います。2022/01/16
ひらひら
1
自分の今の感情や状態を言語化することで、少し冷静になることってあると思う。まだ語彙の少ない子どもだと気持ちを言葉にできなくてもやもやすることが多いと思う。「うらやましい」が出てきたけど、よく比較される「ずるい」との使い分けって大人もそんな出来ていない気がする。 この本は学年問わず読めそう。早速次のおすすめ本コーナーに展示したい。2021/11/13