小学館文庫 イリヤッド 〈１〉 - 入矢堂見聞録

魚戸おさむ/東周斎雅楽

小学館（2013/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 16cm
• 商品コード 9784091961716
• NDC分類 726.1
• Cコード C0179

出版社内容情報

アトランティスの新説がここにある！！

アトランティスを探す――。このあまりにも有名な幻の文明を探すという極秘プロジェクトが、世界の名だたる富豪達を集めて動き出した。“トレジャーハンター”として指名されたのは、考古学界から追放され、今は日本で古道具屋を営む入矢修造。だがその直後、プロジェクトに参加した富豪達が、次々と謎の死を遂げる。入矢は、プロジェクトの主宰者エンドレの娘・ユリとともに、危険で困難な旅に出るが・・・！！
遙か太古の昔から、人類の好奇心をくすぐった幻の文明・アトランティス。壮大な構想でその謎を解き明かす、本格考古学ミステリー！！2冊同時に文庫版で刊行開始！！



【編集担当からのおすすめ情報】
アトランティスに関する文献は、古代より、聖書の次に多いといわれています。この作品の中では、今まで数多くの人間達が唱えた説とはまったく異なるアトランティスの新説を、壮大な構想と抜群の洞察力で展開していきます。秀逸な画力を持つ魚戸氏の絵も必見！！果たしてアトランティスは、どこに存在したのか…！？お楽しみに！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

◎ 英国考古学会を追放され、日本で古物商を営んでいる入矢修造。そんな彼の元を訪れたのはハンガリーからの来訪者ユリ。彼女の父ヴィルヘルムが発見したシュリーマンの孫の日記には、古代文明最大の謎、アトランティスの情報が書かれている。そして、ヴィルヘルムはアトランティスの探索者として入矢を指名してきたのだ。しかし、ヴィルヘルムは殺されてしまった上に、ユリによると、アトランティスを調べようとする者はある組織から狙われ、暗殺されるという。入矢はユリと一緒にアトランティスについて調べる事になるが…。

2013/02/26