出版社内容情報
伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんちゃん
15
かがり(鎌鼬)×とらよりも、真由子×とら派の私としては今巻と『タユラとナドカ』は見所です。槍の出来た由来を知りに中国へ。北海道編クライマックスです(青函トンネルは別にして)私のもくろみとしては、この辺でアニメは終わるのではないかと思うのですよ。今までは向かってこられて身を守る為に戦ってきたのが、白面の者の強大さ、残忍さ、冷酷さ、そして潮の母の秘密がわかって潮自身の白面の者への憎しみや母を守るためという確固たる戦う理由が出来る。良い話です。いや全部良い話なんですがこれまでのことがあってのこの話。上手いなぁ。2015/09/06
Die-Go
12
旅の終わり。うしおが元に戻った。そしてさらに新しい旅の始まが。2016/06/02
タク
5
前半戦終了。作者が「俺は面白い作品を描いている!」という確信が見える作品は気持ちが良いですね2010/11/06
うさみP
4
潮を取り戻すために立ち上がる戦士と少女たち。神剣を作る為に自ら進んで人身御供となり炉に飛び込み、そこで作られた鉄を鬼畜となった兄が血涙を流しながら鍛冶をする。獣の槍の由来の話は壮絶の一言。「我らは白面の者を倒すまで、蒼月の心の内にある」暗黒の闇と共に託された兄妹の思い。はるかな時を超えた因果。2015/07/05
十六夜(いざよい)
4
獣の槍を使いすぎたために獣化したうしおの体は、心とは裏腹に見境なく妖怪や人間を襲撃。命をかなくて戦う5人の少女たちに魂を呼び起こされ人間に戻ったうしお。母の秘密を探す最終目的地カムイコタンでうしおを待っていたのは…。2019/11/22