出版社内容情報
鳴海、再び「悪魔」となり人形どもを破壊!
ゾナハ病に対抗しうる唯一のマシン「ハリー」を急襲する自動人形たち。施設の上空ではギイとクピディアーが美しさを競い、建物内ではミンシアがギャンブラー・ジョーンズとの賭けに挑む。鳴海もまた、ハリーとそれを作ったバンハート博士、そして何より子供たちを護るため「悪魔」と化す。
【編集担当からのおすすめ情報】
藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、ゾナハ病を治すマシンを守るべく、残された人間が奮闘する第19巻の登場です!!
藤田 和日郎[フジタ カズヒロ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさみP
6
『子供達の笑顔を取り戻す』約束の結晶・ハリーを守る為に。感情がないだと?目には見えない真っ青の炎。皺の数というのは感情を刻んだ証。人の神様が遣わした機械殺しの悪魔再び舞う。一挙手一投足、自動人形を粉砕する鬼気迫るコマの数々。『ピアノをまた弾いてね』お前の夢は叶わないと告げられ、一度は捨ててしまったモノを再び拾い集める為に。遅すぎる事はないのだ。過去の真実を告げるギィだが、そんな些細な事で今を嘆く鳴海の炎を鎮める事はもうできない。最古の四人というジョーカー。2018/11/17
NBかえる同盟
4
巻末おまけ『舞台袖』のコーナーにある『キーパーソン達が…己の役割を全うする時が来たのです』という説明の言葉通りの巻。今回は出番の無かった勝を含めて、あと三巻、どおなるの?2018/11/17
k. h
0
ジョージの話は好きだなぁ。2019/03/08