出版社内容情報
めざすは、あの甲子園だ!! 野球どしろうとの真田一球が、名門・巨人学園でくり広げる笑いと感動の球春グラフティ。
甲子園出場が決定した巨人学園。だが、チームの心はバラバラに。遂に、一球が監督として、素人を集め甲子園へ!!野球に本当に必要な事とは何か?一球野球が失いかけた大切な事を教えてくれる!!感動の最終巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
4
水島新司黄金時代の作品だが。この作品は、主人公の真田一球の造形はたいしたことなくて。まわりのサブキャラや、奇天烈なライバル高校の設定が面白く、一球は狂言まわし的存在として機能していた。この最終巻は、真田一球メインの話にせざるを得なくて、対神宮戦、対南波戦とも、凡戦もいいところ。2014/09/22
漫画山さん
1
ラストはちょっと納得いかない感じだが全体として水島御大以外には描けぬ非凡な作品であった。ただこの作品の意図的に『大甲子園』で三球士だけでなく大友も復帰させるべきだったとは思う。2014/03/03
山像(漫画)
1
うーん……あまり納得できない最終巻。連次郎の扱いといい、甲子園での試合展開といい。つまりは、全く野球を知らないのにもの凄い身体能力と朗らかな人格で何とかしてしまう一球さんのキャラが良かったのに、野球のルールを覚えてしまって一人で全てを解決してしまう完璧超人になってしまった変節が肌に合わなかったんだろうなあ。そのことによってどんなテーマを語りたいかはよく分かるんだけれど。 ただ、これを読んだことによって大甲子園をまた再読するのが楽しみになってきた。2012/08/17
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- 和書
- キミのままでいい