小学館文庫<br> 奈緒子 〈2〉

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小学館文庫
奈緒子 〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091928320
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

▼第15話/波北中、大健闘▼第16話/奈緒子へ!!▼第17話/激走▼第18話/アンカーへ▼第19話/デッドヒート▼第20話/別離▼第21話/東京へ▼第22話/デビュー▼第23話/快走▼第24話/大器▼第25話/好敵手▼第26話/死闘▼第27話/英才対野生▼第28話/宣言▼第29話/波切島の3人●主な登場人物/壱岐雄介(長崎の離島・波切島に生まれ育った少年。"日本海の疾風"と呼ばれた父の素質を受け継ぐ天性のランナー)、篠宮奈緒子(雄介の父が死亡する原因となった少女。喘息の療養のため波切島に移り住む)、壱岐大介(雄介の兄。医者をめざす成績優秀な少年)●あらすじ/波切島の中学対抗駅伝で、第五走者として出番を待つ大介。走るのは苦しいと言う大介は、雄介に「タスキには、責任という重さが染み込んでいる」との思いを告げるが、駅伝を走ったことのない雄介にはその意味がまだ分からない。そして、二位集団でタスキを受け取った大介を、雄介は追いかけて行くことに…(第15話)。●本巻の特徴/大介のタスキは、奈緒子へ、そしてアンカーの品川へと受け継がれた。奈緒子の必死の走りを見た雄介は、いつしか憎しみの気持ちもかき消えていく。結局、大介たちの波北中は優勝を果たすが、まもなく奈緒子は東京に戻ってしまう。さらに月日は流れ、中学生になった雄介が全中選抜陸上に出場するが、初めての1500m走で意外な強敵が…!!●その他の登場人物/壱岐健介(波切島の漁師で、雄介たちの父。海の事故で命を落とす)、壱岐和子(雄介たちの母。品川病院で看護婦長を務める気丈な女性)、品川圭剛(大介の親友で、リレーのライバル)、品川医師(品川病院の院長。圭剛の父。健介の親友だった)、黒田晋(船橋第一学園中。ヨーロッパ育ちのエリート走者)、ジャンセン(スウェーデン人。黒田の才能に目を付けた陸上コーチ)

坂田 信弘[サカタ ノブヒロ]
著・文・その他

中原 裕[ナカハラ ユウ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuka

3
雄介の心理面での成長が今後どうなっていくのかが気になる。島での天才は国内でも天才だけどこれからたくさんの葛藤に出逢うんだろうなと思う。2020/12/29

真依

0
中学生になった奈緒子は雄介の兄大介と共に駅伝に出る。オーバーペースで走る奈緒子に伴走していた雄介が迫る。そして倒れた奈緒子に雄介は「走れっ!!父ちゃんを殺して兄ちゃんの走りも殺すつもりかっ!!俺許さん!!」と激を飛ばすと、奈緒子は再び立ち上がり走り出す。3年後雄介は中学生になり全国大会に出場するために東京に住む出、実家に戻ってしまった奈緒子と再会する。帰り際に奈緒子から「私を許してくれるの?」と聞かれ「許すも何もねえよ」と言い後で涙を流す雄介。そして再び波切島へ行く奈緒子。そして…2011/08/26

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