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小学館文庫
My name is Shingo 〈volume 2〉 - わたしは真悟

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091924322
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

産業用ロボットが、ある日突然意識を持ち始めた! それは、少年・さとると少女・まりんの純粋な心が作り出した意識でもあった!

PROGARAM2[学習]▼第6話/マ・リ・ン▼第7話/パズル▼第8話/ゴミ▼第9話/ワードプロセッサー▼第10話/眼▼第11話/無人工場▼第12話/メッセージ▼第13話/プレイバック▼第14話/可変シーケンス▼第15話/数値制御▼第16話/回答▼第17話/333▼第18話/どこへ▼第19話/333メートルの天国▼第20話/マイナス30●登場人物/近藤さとる(父親の工場にやって来たロボット“モンロー”に興味を持つ小学6年生の男の子)、山本まりん(さとるの父親が勤める工場で、さとると偶然出会った少女。父親は外交官)●あらすじ/さとるとまりんは、駅で待ち合わせをして、父親の工場へ“モンロー”を見に行った。以来、さとるとまりんが何度も待ち合わせをしているのを見た近所の人たちは、さとるのことを「愛に飢えているいやらしい子供」と噂する。その噂を聞いたさとるの母親は、まりんのもとに向かうさとるを引き止めた。母親を振り払って駅に向かうさとるだったが、まりんは父親の仕事の都合でイギリスに行くことが決まっていた(第1話)。▼さとるとまりんのことはクラスでも噂になっていた。夏休みが終わり、学校に向かったさとるは、すぐにクラスメイトから「恋人と会っていたから、やってき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

72
一巻のあとがきで、呉智英氏がこの2巻の東京タワーに子ども二人が登るシーンのことを書いている。あるマンガ家との対談がちょうどここが出たときで、本来の彼の作品については話さず、二人でずっとこの場面がどうなるのかを話していたとのこと。小学生のマリンが「一生のうちで今が一番幸せ」と言う。私が「もしかしたら今が一番幸せかも」と思ったのは小4の時。未来の広がりを途方もないものと感じながらも、一瞬の幸福の価値を胸に刻む純粋さを持つ年頃なのだろう。怖がりな私はドブ川ひとつ渡ったりはしなかったけれど。今も先を読むのが怖い。2016/10/21

こばまり

40
リアルタイムは無理だったとしても、これほどの作品をなぜ今まで手に取って来なかったのだ、私。恐くない頁、コマがひとつとてない。2025/02/04

salvador

10
とてつもない緊迫感!ドキドキしちゃう。まりんの台詞がいちいち深くて、ハッとしてしまう。この瞬間に2人が手を離してしまったら、子供の時の私たちに会えないと言うまりん。さとるとまりん以外の登場人物がとても人間くさくて、より2人の純粋さが際立って見える。愛のかたまりみたいな2人。333からこの先どうなるのか楽しみ。2022/07/17

フロム

9
ネットを見ていたらシナリオの訓練ってありますか?と言う質問がなされていて、それに対する答えが、知り合いじゃない男子高校生と女子高生を知り合いにする方法を考えなさい。できる限りありきたりじゃ無い方法で、、、、とりあえず30個くらい。と言うのを偶々見つけたが、そうじゃ無いよね。そんなの幾らやっても「テッペン333」には辿り着かないよね。世の中テンプレが整備され過ぎててフロンティアが無い様に思うけど楳図作品を読む限りそんな事はないよなぁと思う。人とは違った事を恐れずやる。そんな勇気こそが重要なんじゃないかなぁ。2022/03/02

Sachi

6
さとるとまりん。「愛に飢えているいやらしい子供」という大人たちの見る目も汚らわしく感じさせると同時に「子供時代のわたしたちに会えない」という純粋なまりんの言葉も妙に大人びすぎていてアンバランスさを感じさせる。この奇妙で独特の表現がワールドだなぁ・・・とか思いながら。やっぱり絵が凄い!見開きの巨大ドット絵とか・・・おもしろい。ロボットの中身が生物的でおどろおどろしい。2022/10/02

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