小学館文庫<br> ザ・コクピット 〈1〉

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小学館文庫
ザ・コクピット 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091922519
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

過酷な戦場では誰もが極限状況にある。そんななかで武器を愛し、ときには敵を愛し、男の意地と誇りを賭けて戦い、花火のように消えていった無名兵士たち…。

▼第1話/アフリカの鉄十字▼第2話/成層圏になくセミ▼第3話/幽霊軍団▼第4話/パイロット・ハンター▼第5話/鉄の墓標▼第6話/独立重機関銃隊▼第7話/成層圏戦闘機▼第8話/グリーン・スナイパー▼第9話/スタンレーの魔女▼第10話/メコンの落日●あらすじ/舞台は1942年、北アフリカ。ドイツ空軍大尉ワルターフォン・ラインハルトは、戦闘機メッサーシュミットBf109Gでエルアラメイン上空を飛んでいた。敵機との交戦で無線器とコンパスを壊されていた彼は、運悪く視界ゼロの砂嵐の中に入ってしまう。燃料を節約するため、コンクリートデザートあるいはロックデザートとよばれる硬い砂漠地帯に降りる。そこで彼が目にしたものは、砂嵐を避け着陸していたイギリス戦闘機スピットファイア2機であった(第1話)。▼終戦の雰囲気が漂いはじめたベルリン。狙撃兵レステルマイヤーは謎の女性レヤと出会う。彼女が住み家としている放置された突撃砲戦車ファントムには、燃料こそなかったものの、砲弾は残っていた。どうにか燃料を手に入れた彼は、彼女とともに、戦車一台でアメリカ軍の戦車隊に向かっていく。砲弾が最後の一発となり、彼は死を意識した。その時……(第3話)。▼1944年、

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

53
戦争の物語ではなく、戦争の只中に置かれた人々の物語。戦争の悲劇だけではなく、悲劇の中で人々は何を選択したのか。敵対する狙撃兵同士の交流。最新鋭戦車の孤独。どちらも最近映画化された物語の原型のようではないか。そしてこの巻の白眉は『スタンレーの魔女』。飛行機乗りの前に立ち塞がるスタンレー山脈。ある落ちこぼれ爆撃チームは、この山脈越えミッションに挑み成功するが、損傷を受けた帰路、果たして魔女の腕を躱すことはできるのか。ゾクリとする程哀切な結末。2022/08/30

Dai(ダイ)

12
かつて夢中になって買い揃えた戦場マンガシリーズやハードメタルシリーズ等を再編集したシリーズなので、ほとんどは読んだことのある短編ばかりであった。しかし何十年経っても色褪せない名作揃いである。2023/11/03

阿輸迦

4
コミックシーモアで1巻無料。久しぶりの再読。15年ぶりくらいか?懐かしい。初めて読んだ頃は思わなかったけど、コマ割りが小さいな。もう少し大きなコマ使って、飛行機デッカク描いてくれてもいいな。2015/12/01

hibimoriSitaro

3
再読。1997年12月初版の2001年12月9刷。「ザ・コクピット」は「戦場まんがシリーズ」(サンデーコミックス)の後継シリーズ名であるが,小学館文庫においては「戦場まんが」の再録から始まっており,しかも収録順が違っている。おれが欲しいのは79年までの作品群なので文庫をどこまで買えばいいのかわからなくて困ってたんだけど,先の『戦場漫画クロニクル』に初出情報が載っててね,何とこの文庫こそが発表順に並べてあったのよ。2015/10/30

水面頼光

1
Kindle無料版にて。久しぶりの再読。2015/12/03

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