小学館文庫<br> 陽だまりの樹 〈5〉

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小学館文庫
陽だまりの樹 〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091920553
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

動乱の江戸末期、来たるべき近代国家への苦悩と希望を描いた巨編!! 時代の流れに翻弄されつつも、自らの使命を全うした武士・伊武谷万次郎と医師・手塚良庵。二人の男の生き様を軸に、近代国家幕開けまでを作者自らのルーツを織り混ぜながら描いた幕末感動ロマン!!

▼第1話/コロリ参上▼第2話/その前夜▼第3話/投獄▼第4話/死出の旅路▼第5話/水戸路を行く▼第6話/炎上●登場人物/伊武谷万次郎(府中藩士であったが、脱藩、浪人の身に。剣の才能に恵まれている)、手塚良庵(医師・手塚良仙の息子。女好きだが、腕は確か)、手塚良仙(良庵の父で、蘭方医)●あらすじ/倒幕の容疑で一時囚われの身となった万次郎は、良庵らの知恵のお陰で無事、牢獄から出ることができた。友人である鉄太郎の家に匿われた万次郎は、そこで大老・井伊の汚職を知る。大老の汚職を暴露する手筈はないのか、と息巻く万次郎に対し、同心・保谷は、反主流の水戸藩の安島に汚職の証拠を渡すように言う。万次郎は水戸へ旅立ち、安島に面会する。その前夜に知り合った、水戸藩の高橋に万次郎は井伊暗殺の同士にならないかと誘われるが……(第5話)。▼良庵の妻・おつねの出産が始まった。だがおつねの骨盤が狭く、お腹の子供が大きくなっているため、帝王切開をしなければならなかった。手術に取り掛かったまさにその時、良仙が苦労の末に設立した種痘所が折りからの火事で全焼しそうだ、という知らせが入る。この知らせを受けた良仙は、心ここにあらず、といった面持ちで、お

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みえ

51
コレラが江戸の町を襲う。火事で種痘所失う、無実の罪で拷問にあう。いろんな災難が二人を襲う。ハラハラしながら読んだ。2018/09/30

ゆりまなっとう

13
今回はくしくもコレラの伝染病の回。江戸末期にも何十万人もの人が亡くなったんですね。万二郎は無実の罪で投獄されたり、良庵の奥さんが帝王切開で出産したり。江戸時代に麻酔があったんだ〜と思ったり。中井貴一さんの昔のエッセイもよかった。2021/08/09

忽那惟次郎8世

11
江戸時代末期のコレラ(コロリ)禍が描かれている ちょうど現在はコロナ禍の中にあるので ストーリと現実社会の出来事を対比し 興味深く読んだ。 今日のように医学・感染症学が発達していなかった時代のこと 今日と比較にならない災いだっただろう 良庵がお紺を助けに行くところ 良庵が感染しないか心配になった 防護服もない時代 本当に医者は大変だったと思う。後半では江戸での大火災発生の中 良庵の子が生まれるシーンがある手塚治虫のお祖父さん(手塚太郎) 火事が迫る中 切開して子供を取り出すシーン ここも感動した2021/11/16

コジターレ

9
手塚治虫ならではの着眼点で、幕末を一歩進んで知れる箇所がいくつかあり、興味深い。その着眼点が物語の良いスパイスになっている。横浜港ができる前は、あの辺りって何もなかったことにビックリ。2017/02/26

眠たい治療家

8
黒船より運ばれた伝染病コロリ(コレラ)で、日本では多数の死者。良庵はその治療に多忙な毎日。そんな中、将軍様の体調が急変する。一方、万二郎は一橋派の倒幕の志士と間違われ捕まってしまう。そこから水戸藩に助けを求めるが…時は安政の大獄の真っ最中、尊王攘夷の波が押し寄せてきている。てか、思ったことは一つ。作者は歴史をかなり細かいところまで調べて書いているんだなぁ。2010/01/22

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