小学館文庫<br> 陽だまりの樹 〈1〉

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小学館文庫
陽だまりの樹 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091920515
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

動乱の江戸末期、来たるべき近代国家への苦悩と希望を描いた巨編!! 時代の流れに翻弄されつつも、自らの使命を全うした武士・伊武谷万次郎と医師・手塚良庵。二人の男の生き様を軸に、近代国家幕開けまでを作者自らのルーツを織り混ぜながら描いた幕末感動ロマン!!

▼第1話/三百坂▼第2話/おせき殿▼第3話/鬼鉄(おにてつ)▼第4話/曾根崎新地▼第5話/腑分け▼第6話/適塾の人々▼第7話/星鶴(ほしづる)、豆鶴(まめづる)▼第8話/夜の客人▼第9話/嵐の前●登場人物/伊武谷万次郎(松平藩の家中。剣の才能に恵まれている)、手塚良庵(医師・手塚良仙の息子。女好きだが、腕は確か)、手塚良仙(良庵の父で、蘭方医。江戸に種痘所を設立する運動をしている)●あらすじ/江戸小石川伝通院裏に、三百坂と呼ばれる路地があった。毎朝6ツ半になると、江戸城の太鼓を合図に、大名、旗本たちの登城が始まった。そしてその中に出仕してまだ4か月の武士、伊武谷万次郎がいた。万次郎は登城の際の、三百坂の早駆けを眺めている一人の若者のことが気になっていた。ある日、万次郎が尊敬している千葉周作先生が死に、痛夜の場で諍いになった万次郎と清河八郎は、河原で真剣勝負をする。この勝負で怪我をした万次郎の治療にやってきた医者・手塚良庵は、いつも登城の様子を眺めていたあの若者だった(第1話)。▼行き付けのそば屋で食事をしていた良庵は、そこで万次郎と偶然再会する。「この近くに用がある」と、同じ道を歩いていく良庵と万次郎。お互い

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みえ

45
めちゃめちゃ面白い。2018/09/24

獺祭魚の食客@鯨鯢

17
手塚治虫氏のルーツを自伝的に描いた作品です。幕末の安政時代、蘭方医者として活躍した氏の曽祖父手塚良庵が江戸のお玉が池の種痘所(天然痘治療所)で、地元川崎市出身の太田良海(人間国宝第1号「浜田庄司」の父でもある。)ととも活動したとされています。今は撲滅された天然痘は、明治期には癌と同じぐらい脅威的な病気でした。結果として漫画家としての道を歩んだ氏ですが、劇画を通じ「ブラックジャック」などヒューマニスティックな成果を世にもたらしました。地元には氏の愛弟子の藤子・F・不二雄ミュージアムがあります。2017/07/16

Porco

12
不器用な下級武士・伊武谷万二郎と、女好きな蘭方医・手塚良庵(のち良仙)をダブル主人公にして、幕末の政治史と医学史を描きます。良庵は手塚治虫の3代前のご先祖さま。やっぱり手塚治虫先生はすごい。2021/07/27

剛腕伝説

11
手塚治虫の曾祖父、手塚良仙。幕末に江戸に創設された種痘所の設立メンバーの一人である。その息子、良庵は緒方洪庵の適塾の門下生である。そこに一徹な十五俵二人扶持の下級武士伊武谷万次郎や攘夷派の過激な集団が加わり、物語は進む。実話&フィクションを取り混ぜた、幕末の物語。とても面白い。2022/07/02

コジターレ

9
手塚治虫が幕末を描いているとは感激。さすがの面白さ。先日、適塾に行ってきたから屋内の様子がありありと浮かび、その点でも楽しめた。2017/02/25

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