出版社内容情報
本格・社会派エンタテインメント!!
日本屈指の巨大都市・華浜(はなはま)。人口290万、海へとつながる工業地帯から、広大な住宅地、商業地、さらに農村地域、山地を抱える、この市に、日本で4人目となる女性市長・遠山京香が誕生した。人の妻であり、一児の母であるとともに推理作家でもある彼女は、政治家としては全くの新人。そんな彼女が大胆な行動力と鋭い推理力を武器に、巨大公共事業やドラッグ汚染に至るまで、様々な問題と、そこに隠された不正や悪に立ち向かう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
3
こんなお母さん市長がいたらいいのになー。2014/04/08
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
2
待望の文庫化。水戸黄門か大岡越前かという決めポーズもいいけど、ラストカットが結構ツボ。理想が高くても一筋縄ではいかない行政の難しさ。ママ(主婦)の鉄壁のネットワークが頼もしい。2012/08/01
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
1
GWならぬお片付け週間再読中。やっぱり京香さんかっこいー。2014/05/01
織花
1
一話完結のミステリ風味市長活躍物語。信念と行動力はさすがの遠山市長。痛快な事件解決は、時に苦さを感じるときもありますが、おおむね楽しく読了。2012/08/05
まる
0
文庫になったのを再読。読んでいてだんだん苦しくなるのは、本当はこんな市長がいないって思ってしまうからだろうなぁ。2012/11/24