出版社内容情報
絶世の美女ギネヴィアは馬にしか興味がない。プレイボーイのリアンダも彼女に想いを寄せる1人。ちょっぴり危険な大人のラブコメディ!
黒髪で緑の瞳のギネヴィアは、馬術の天才で馬にしか興味のない変わり者。プレイボーイのリアンダも彼女に想いを寄せる一人だが、なぜかすれ違ってしまって?ギウヴィア・リアンダ他豪華な面々の混戦ラブストーリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
17
再読。ギネヴィアのポンコツ具合が堪らんのです。2019/08/05
そのじつ
12
「麗人に恋をする」がテーマ。麗人は馬以外に興味がない超変人。そんな美少女に全身全霊をかけて恋してしまったプレイボーイの悲喜劇!異常に人恋しいプレイボーイが人を寄せ付けない(というかマトモに個体として認識されない)女性に恋してしまった、異様なねじれ構造が名香智子の真骨頂!表題作の後には彼らのその後が描かれる連作が目白押しで、こちらもドッキドキの萌え萌えなのであります。ヴィスタリアとラウールの再来(多分、近い時期に描かれている)ですわ〜!いやあ、楽しかった。漫画読んでニヤニヤするのは久しぶり。名香女史万歳!2015/08/20
更紗蝦
12
猛烈なツンデレキャラであるリアンダが、ツンが高じてレイプをしでかしてしまう展開には驚きましたが、レイプの被害者よりもむしろ加害者の方が傷ついている展開にはもっと驚きました。昭和の少女漫画で「性に奔放な女性」が登場すると、「男に負けたくない」とか「男をやりこめたい」という作者の願望(あるいは読者の願望に応えようとする作者のサービス)が鼻につく場合が多いのですが、『レディ・ギネヴィア』にはそういう不快感さはありませんでした。でも、『春の嵐』で描かれている父親としてのリアンダは、正直言ってちょっとキモイです…。2014/12/26
小鈴
10
強姦から始まる豪華絢爛な恋愛ストーリー。貴族でイケメンなリアンダの好きなところはセックスと言い切る馬好きなギネウ゛ィア。少女マンガ史に名を残す画期的な強姦マンガであり、しかも限りなく少女マンガ魂が込められた不朽の名作(笑)。再読。2009/08/23
みのにゃー
6
処分前の再読。『ふんわり狩人』の続編というか、スピンオフというか。超イケメンのリアンダが、ギネヴィアにはメロメロなのが面白い(結婚後も)。ギネヴィアが見た他人の顔がへのへのもへじ、ってのも面白い。2019/03/27