出版社内容情報
ロシアに咲く禁断の恋物語
プーシキンの愛を受け入れて結婚したナターリア。2人の子供に恵まれたが、3人目の子供を流産してしまう。一方、プーシキンは皇帝の怒りを買い、追い詰められていく。また金銭的にも困窮し夫婦の仲に波風が・・・。そんな折、美しきフランス人近衛騎兵ダンテスの登場で・・・!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤とんぼ
9
プーシキンの作品がちりばめられていて、プーシキン大好き人間としては、わくわくします。 その一方で、結末をしっているだけに、寂しい気分にもなります。2016/08/17
arianrhod
1
ジョルジュ・ダンテス男爵のターン。7月革命で敗北してプロイセンに渡った。彼は美男子だったらしくて、漫画どうりオランダ大使ヘッケルン男爵と男色関係だったらしいし、彼に引き立てられてそうとう放蕩者だったみたいです。それにモスクワ中に響き渡った美女であったプーシキンの妻、ナターリアに言い寄っていました。作品のようにナターリアもこのフランスの美男子に初恋のような思いもあったのかどうかは解りませんが、アムールの国の男性だものね、愛には男女差別はなさそうですよね。それにしても、作品での詩人も男爵もハンサムが過ぎます。2014/11/18
珠宝
0
キライキライも好きのうち…ですね。このあとどうなるのかな(><)2012/05/17
dobochon
0
あらら…という展開に!!ナターリアかわいい。プーシキンにははらはらさせられる。文庫版1巻でプーシキンの元カノが「結婚するのは無理」といっていたのが正解だ。2011/03/04