感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
8
上下巻再読。又吉直樹「火花」を「鈴木先生」の武富健治が漫画化。8/10点 原作は過去2,3度読んでるが、本作でまた久しぶりに読んだので面白かった。原作では描かれなかった、「あほんだら」の漫才がフルで描かれてるので(又吉書くきおろし)また新たな楽しみ方ができる。あとがき対談で、原作の又吉よりコミカライズの武富の方が、「火花」と向き合う時間がかかった(又吉3か月、武富1年)のは面白い2020/12/29
えーてる
1
神谷が転落していく中で、主人公が彼を「正常」の範囲に引き止め続けていたのだと思う。神谷はだんだんと弱音を吐くようになっていた。素の心情をあらわせる相手が神谷にも居た、そういうことなのだろう。神谷に言わせれば、芸人はどう生きても芸人、なのだろうけど。師匠、先輩が欲しかったのだろう。弟子、後輩が欲しかったのだろう。理解者でありたく、理解者が欲しかったのだろう。2017/12/19
古本サバイバー
1
武富健治の語りは健在で、又吉が指名したというのもとんでもない人を指名したもんだと思いつつも、読み終わってみれば納得。それぞれの不器用な生き様が強烈2018/01/04
sucksuckhello
1
クライマックスの描写は漫画でしか出来ない。純文学に造詣の深い武富健治でないとこのコミカライズは成り立たない。素晴らしい。2017/11/22
キムラ
0
とろサーモンが優勝してなかったら多分下巻は読まなかったと思います2017/12/11