出版社内容情報
あのとき救えなかった命が、原点なんだ。
目の前で失った小さな友、
なすすべなく消えていった命、
ふがいなかった自分。
どれだけ修行を積んでも、
どれだけ現場に立っても、
忘れられない「原点」がある。
僧侶を志した日、
救急医を志した日。
どちらもそばにいてくれた
あの人の命が、尽きようとしている…
僧侶として、医師として、
今の自分に何ができるのか!?
【編集担当からのおすすめ情報】
安定した診療実績のために
救急患者の受け入れを拒否する心臓外科。
救急と心臓外科の対立が深まるなか、
実力を発揮できずにいる心臓外科の女医・児嶋は…?
僧医・松本、モテそうな気配も漂ってきてます!
<目次>
心身一如…3
波濤…33
あの日…63
四門出遊…93
相知ること…123
縁なくば…153
苦しみの中…183
こやす 珠世[コヤス タマヨ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
五右衛門
38
読了。ドラマは終わってしまったのですが録画だけしてて先に原作を読んでから見ようと思ってます。今巻も無理難題だらけの医療現場、院内のパワーバランス、その上で松本先生の心の葛藤盛りだくさんでした。けれども哉くんのお父さんのシーンは辛すぎますよね。ドラマでは泉谷しげるさんでした。ドラマ見たいような、見たくないような❗最後は救世主になるのか?2020/04/05
十六夜(いざよい)
15
安定した診療実績のために救急患者の受け入れを拒否する心臓外科。救急と心臓外科の対立が深まるなか、実力を発揮できずにいる心臓外科の女医・児嶋は…⁈実績を積むために、死亡リスクのある患者は受け入れない…という心臓外科の濱田の考えが、もう本末転倒というか…とにかく目の前の患者を受け入れる救急からしたら、じれったいだろうなーと思う。幼い頃目の前で死んでしまった友人の父が病に…。2022/06/15
らなん
12
ドラマ化、主演は、伊藤英明さん。お坊さんであり、救命救急センターの医師という役どころ。ドラマのキャスト紹介を見たら、坊主頭がよくお似合いで、イメージに近いかも。漫画の中で、明らかに顔も名前も有田哲平さんだよね、という役を有田さんではなく、ホリケンさんがされます。ちょっと残念。2020/01/15
りんりん
11
★★★★☆2018/12/14
書の旅人
10
頼り過ぎれば、当てにする様になる…。この人ならばと着いてきたのですが、最近は私欲に心血を注ぎ、活動はほったらかし。このままでは自分に良くないと思い至るや、やはり“本(映画も)”は異なもの味なものです。私自身は何をどうしたいのか、更なる後押しをしてくれました。2019/10/24
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