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出版社内容情報
「本番」が、始まる。生命の宴が、始まる。
洞窟の奥で、「空」とも思える影と邂逅を果たした琉花。その後現れた「海」は、琉花が飲み込んだ「隕石」を自ら引き受け、琉花を海上へと導く。そこで始まったのは――「本番」。ジムやアングラードが、海や空が、全ての生き物が、地球と宇宙が待ち望んだ、「本番」。その圧倒的な光景を、琉花はひとり目撃する……。
漫画家のみならず各回著名人がこぞって激賞、漫画家協会賞やメディア芸術祭など数々の栄誉にも輝いた、五十嵐大介初長編連載にして最長連載作品、ついに完結!
【編集担当からのおすすめ情報】
この作品の完結にあたり、おそらく多くの言葉は必要ありません。100ページ以上にわたり描かれる「本番」。海、生物、宇宙。その描写。圧倒的な光景。すべてを、ただ目撃してください。「一番大切な約束は、言葉では交わさない」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Vakira
46
壮大な宇宙と海と生命の詩 大団円。海洋と大宇宙、クラークがご存命だったら嘸かし楽しんだのではないだろうか?海からの星的生命の爆発的誕生。満月の日にサンゴからの卵が一斉に誕生するのが発想の発端?そういえば女性(人類)の身体は月に影響されている。地球の生命は何かしら宇宙と繋がっているのかもしれない。しかし一体海獣の子供「海」「空」は何だったのだろう。隕石は生命の素?何だったのかはDon’t think fell. 絵を見て感じろだ。会話はなし。五十嵐さんの描く絵が素晴らしい。映画よりも感動しました。2019/08/05
JACK
28
○ ジュゴンに育てられた少年「海」と「空」、そして彼らに選ばれた少女「琉花」の物語も遂に完結。海の中で数年に一度、あるいは数十年に一度しか起こらない不思議な出来事。壮大なスケールの絵と、宇宙と地球、空、海が繋がる物語。しかし、私には壮大過ぎて、そして意味不明過ぎた。物語は絵で語られ、登場人物のセリフや地の文で解説されることはない。結局この物語は何だったのか、作者が伝えたい事は何なのか、私には分かりませんでした。難しい。2017/12/18
ぽぽ
22
言葉では表現できないけれど、伝わってくる生命の力強さ。ひたすら圧倒された。好き。2019/07/16
阿部義彦
20
ブックオフで1〜4巻までは揃えられて読み終わったが、最終巻の5がなかなか見つからず焦ってたら、何と今年6月からアニメ映画化されるらしく、マイ本屋でも1〜5まで取り揃えて新品を入荷していたので、そこから5巻だけ買いました。5巻では最終巻として「本番」の描写だけで物語が進む。圧巻でしたが、全部はまだ理解できませんでした。読み直しが必要です。かなり抽象的で高度な話なのでどこまで噛み砕いてアニメ化するのかが気になります。最後には瑠花に弟か妹が出来ました。命のリレーの物語。?難しいまだ整理できない。2019/03/16
ちゃみ母
19
死と生は裏表。この世での死はあの世での生。また、膨大な時間をかけて降り積もった記憶は、細胞に染み込んで、生命は連綿と受け継がれていく。言語化は難しいし、解明もできないようなことが、繰り返し、起こっている不思議。神秘。壮大な物語だ。2019/05/19
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