出版社内容情報
ぼくらの大切な地球に、異形の巨大ロボットが迫る! 迎え討つは15人の少年少女のみ! SFファンタジーの鬼才が贈るニュータイプ・アクションコミック!!
▼キャラ設定資料▼第1話/ココペリ(1)▼第2話/ココペリ(2)▼第3話/ココペリ(3)▼第4話/和久隆(1)▼第5話/和久隆(2)▼第6話/小高勝(1)●主な登場人物/和久隆・加古功・矢村大一・小高勝・吉川寛治・門司邦彦・宇白順・切江洋介・半井摩子・往住愛子・町洋子・本田千鶴・古茂田孝美・阿野万記(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1)、宇白可奈(宇白順の妹。ただひとりの小4)、ココペリ(海岸沿いの洞窟に住んでいた謎の人物)、コエムシ(正体不明の生物。ココペリのゲームについて何か知っているらしい)●あらすじ/夏休み、過疎地の村へ“自然学校”にやってきた少年少女15人。1週間が経ったある日、海辺の洞窟へ探検に入った一同は、その奥にコンピューターを持ち込んで住んでいた謎の男・ココペリと出会う。彼は自分が作ったゲームをやらないかと誘い、宇白可奈を除く14人の中学1年生が同意して契約を結ぶ。半信半疑で宿舎に戻った一同だったが、その日の夕刻、大きな物音と共に巨大ロボットが現れて…(第1話)。●本巻の特徴/突如現れた2体のロボット。1体をココペリが操り、もう1体の“敵”との戦闘が開始される。自らを宇宙人と明かすココペリは、最初の戦いを
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
41
再読。謎の人型ロボット・ジアースに乗り、次々現れる敵ロボットと戦うことを定められた15人の子供たち。まだ彼らは、その過酷な運命を知らない。寛治がジアースの全長を測ったり、マチが洞窟に導いたりと、後々の伏線が見事に張られていた。緻密に描かれていたんだなぁ。まだ和久の死の秘密も明かされないし、コダマの歪んだ人生観も、ここでは重要なキーワードではあり得ない。ここでは、まだ。2017/09/06
だんぶる
29
息子の漫画を勝手に読んだ。ヱヴァンゲリヲンとソードアートオンラインを足して2で割った感じがした。2015/12/27
神太郎
23
鬱が先行しがちなんですが、ロボット作品としてみても上質な作品。本棚見てたら久々に読みたくなり引っ張り出してしまいました。ココペリという謎の男とであってなし崩し的に契約させられて(契約する際は内容はしっかり見ようね)、ロボット同士の戦いに巻き込まれるのだが……。何だかこの一巻だけでは「まさかね?」というくらいなんだけど、そこからはうわぁという感じになっていく。 一人一人の操縦者になる子供たちのドラマも見所です。単にロボット同士ではなく、操縦者のストーリーにも心が揺さぶられるんです。2021/01/25
読み人知らず
20
ココペリのすまんな。が聞こえない。悲劇は始まったばかり。2013/01/27
うめ
18
まずは、ここが本当に、今の地球なのかが判然としない。のっけから不穏だ。この頃の少年少女たちのメンタルをすごく的確に捉えている。中盤、私も彼らとともに、えっ⁉︎、ってなった。主人公はいないのか、入れ替わり制なのか。色々不穏と怖さを秘めたまま進む。2017/05/07