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出版社内容情報
人間の痕跡がない殺人事件、残された謎のメッセージ…その先にあるものとは!? 漫画界の2大巨匠がタッグを組んだ、近未来SFサスペンス!!
"▼第1話/モンブランの巻▼第2話/ゲジヒトの巻▼第3話/ブラウ1589の巻▼第4?6話/ノース2号の巻(前・中・後編)▼第7話/ブランドの巻●主な登場人物/ゲジヒト(ユーロポール所属の特別捜査官。人間そっくりの外見を持つロボット)●あらすじ/ある夜、スイス林野庁所属のロボット・モンブランが、山火事現場でバラバラの破片となって発見された。翌朝には、別の場所でロボット法擁護団体の幹部・ランケも遺体で見つかり、双方の現場を検証した捜査官・ゲジヒトは、二つの事件が同一犯のロボットによるものと考え、追及を開始する(第1話)。●本巻の特徴/巨匠・手塚治虫の代表作に、現代を代表するコミック作家・浦沢直樹が挑む! 『鉄腕アトム』の名作エピソード「地上最大のロボット」をモチーフにした話題作が、満を持して単行本化!! 雑誌掲載時と同じB5判の""豪華版""には、普及版にも収録されているあとがきに加え、手塚眞・浦沢直樹両氏の対談を追加。さらに別冊付録には、手塚治虫原作の「地上最大のロボット」も完全収録!!"
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テト
16
ロボットが活躍する時代、人間はどのようにロボットと共存するのか、ある一つの手塚治虫的な世界を描いている。その中のロボットは人間よりも、よい人間らしさを備えていて、人間はというとロボットを下にみる服従的にしか、ロボットを見ることしかできない。このような矛盾が存在するストーリーのなかで、ロボットの理不尽な嘆きがより人間らしく響き、初巻から人間らしさを考えてしまう展開であった。2024/08/30
十六夜(いざよい)
11
ロボットが当たり前のように人間と共存している近未来が設定。世界最高水準のロボットばかりを狙う犯人を捕まえるため、自らもロボットであり捜査官のゲジヒトが動く。ノース2号と作曲家のおじいちゃんの話がとても切なかった。物語は至って静かに進むので、まだどの様に話が進むのか予測できない。最後に出てきたアトム…イメージ違い過ぎてびっくり。2019/05/07
ツキノ
1
再読。2010/05/09
あるふぁ
0
機械の力を借りて物が見えたとしても、それはニセモノだ。そんなものは必要ない。私の記憶の中に本物の風景がある。機械が見る夢。ブレードランナーだったか。アトムをモチーフに物語を再構成する。大胆でチャレンジャーだなと思ったが。浦沢直樹の描く物語は気になる。そういう世代。ではある。2014/05/23
サイレン
0
最後の最後にアトム登場。雑誌で始めてみたときは驚いた。あと、BJも一寸だけ出演。 2014/04/07