出版社内容情報
この舞台に立つ者は、全員が主役となる――
インターハイ東京都予選会、白熱!
一枚岩になったかに見えた二ツ坂の部員たちは、それぞれ個人戦へ。
関東大会予選での國陵・寧々への惜敗のリベンジに燃える旭。
母親への想いから、幼なじみの藤ヶ丘高校・桂香を意識する薙。
一選手として、最後の夏に挑む元部長・えり。
見守る一年生、ライバル高の部員たち、先生、父兄…
積み重ねてきた日々と、暖めてきた想い。
それぞれがドラマを抱え、その四角いコートに入る時、
全員が主役となる――
感涙必死の18集!!
【編集担当からのおすすめ情報】
第60回小学館漫画賞一般向け部門受賞の、
こざき亜衣氏による青春なぎなたストーリーの最新刊が早くも登場!
第18集ではいよいよ真春たち三年生と挑む最後の夏・インターハイ予選の試合が本格化。
個人戦では、ここまで培ってきた各々の気持ちや人間関係が丹念に描かれ、全員に感情移入してしまうこと確実です。
単行本収録最終話の第208話は、各所で「泣いた」という感想が続出。
旭たちの夏に、是非伴走してください!
こざき 亜衣[コザキ アイ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりり
51
18巻を読まないうちに19巻を読んでしまいました(笑)、葛藤と後悔、油断と固執、努力と結果、負け戦の個人戦、フラグ立てすぎ?2016/07/03
wata
47
先に19巻読んでからの18巻(^^;問題児ナギの巻。母を喜ばせようとして頑張ってきた薙刀、でも、その理由では本当には強くなれないよね。母も娘も不幸な薙刀人生に。2016/07/06
はつばあば
45
心のSOSはなかなか掴みにくい。母と娘の葛藤・・わからんでもない。ただ薙に薙刀があって良かったねって。旭だって欲と負けん気で一堂との試合に気が走ってしまった。勝ちに行くって自分との戦いでもあるんだね2017/07/17
sin
44
自分を表現するって、ぶつけるって難しい!いくら自信があるといって、本物とは限らない!そんな保証はどこにもないから強さを欲する、勝っている間はいいが一度躓くと崩れゆく、本当に求めるものは強さではなく違うことなのかも知れない。そうして倒れたときその努力を認めてくれる仲間がいる素晴らしさが今回のほっこりでした。2016/03/05
ソラ
29
ここまで薙のことはあまり好きではなかったけれど本人の心のありようが詳しく描写されてきて好きになってきた。こんな風になれたのも大工原さんのおかげ。2016/03/13