黄金比原論―美といのちの幾何学

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黄金比原論―美といのちの幾何学

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  • サイズ A5判/ページ数 171p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621306789
  • NDC分類 414
  • Cコード C1041

出版社内容情報

自然界に存在するものや伝統的造形物がなぜ美しいのかについて、幾何学を援用して考察した、本分野世界初の入門書の翻訳。本書は原著者ギカが1946年、米・南カリフォルニア大学やメアリー・ワシントン・カレッジで美学教授として教鞭を執っていた際の講義用テキストとして出版されたもので、「黄金比がなぜ美しいか」「自然界に存在しているものがなぜ美しいか」を初めて幾何学的に解き明かした古典として有名。なお、このテキストはギカが1927年に執筆した大著『自然と美術における比例の美学』と1931年に執筆した大著『黄金比』のエッセンスを抽出して出版されたものであるため、初学者から専門家までが読める内容構成。現在、黄金比や自然界の幾何学的な美に関する類書は幾つも刊行されているが、これらの書籍の源流に位置するのが本書。

内容説明

自然界のいのちを育み、人間界の美を生んできた黄金比の謎を、幾何学的に解き明かした古典的名著の初翻訳。原著者ギカの大著『自然と美術における比例の美学』(1927)と『黄金数』(1931)のエッセンスが凝縮された黄金比研究の原典。

目次

第1章 空間と時間における比例
第2章 黄金比
第3章 多角形
第4章 多面体
第5章 タイル貼りとブロック積み
第6章 いのちの幾何学
第7章 かたちの伝統
第8章 黄金比の広がり
第9章 美の協奏曲

著者等紹介

ギカ,マティラ[ギカ,マティラ] [Ghyka,Matila]
1881‐1965。ルーマニアの第一次世界大戦時代の著名な外交官。20世紀初め、美学に関心を持ちながらパリで電気工学を学んだあと、ルーマニアを代表する文化使節として世界各国をまわりながら、数学と美学を融合した『自然と美術における比例の美学』(1927)や『黄金数』(1931)など黄金比をテーマにした先駆的な大書をガリマール社から出した。第二次世界大戦時代にはナチスに協力する軍事独裁政権に反旗を翻して政府関係の要職を辞し、アメリカに渡って、南カリフォルニア大学などで美学の客員教授を務めた

パトラシュク,パウロ[パトラシュク,パウロ] [Patrashcu,Paul]
1980年生まれ。ルーマニア出身のゲーム・デザイナー、多言語翻訳家。2000年ブカレスト大学数学科入学を辞退し来日、京都大学総合人間学部に入学。同大学院人間・環境学研究科修士課程修了。学部生時代にCG‐ARTS協会主催学生CGコンテストで優秀賞ならびに佳作賞受賞。現在は京都でゲーム・デザイナーとして活躍中。専門は映像美術、コンピュータ・グラフィクス

宮崎興二[ミヤザキコウジ]
1940年生まれ。京都大学名誉教授。工学博士。専門は図形科学、建築工芸学。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Bevel

2
比例を空間のリズムと見なすというのが面白かった。黄金比とフィボナッチ数列、生命の形のつながりなど。2023/08/08

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