出版社内容情報
求め合うのに理由はいらない!
漫画家・三木もも夫が、人妻・咲との不倫愛に敗れてから数年がたった。失恋のショックは大きく、雑誌の連載も失い、仕事は激減。そんなさなかに気分転換も兼ねて三木が始めたのは、子供たちに自宅で漫画の描き方を教える「漫画の家庭教師」だった。
じつはこの仕事、思いがけない「美味しい」ことがあったのだ。たとえば、ある生徒の貞淑そうな母親は、三木にこんな悩みを打ち明けてきた。「先生と娘が二人きりの部屋で何か起きたらと心配で……そうならないように私が先生の……」。そう言ってその奥さんは三木に身体を委ね、やがて快楽を貪り合うのだった。
また別の生徒の母親は、ひょんなことからラブホテルで三木の「マッサージ」を受けることに。大人の男と女が昼下がりにラブホで「マッサージ」。最初こそ大人しくお尻を揉んでいた三木だったが、やがてその手は彼女の足の付け根へ。敏感な部分に近づくにつれ、人妻の喘ぐような声が上がり始める。そして当然というべきか、必然というべきか、それは激しい愛の交歓へと進むのであった……。
Chapter43 ご法度
Chapter44 制御不能
Chapter45 もっと奥まで
Chapter46 陥落
Chapter47 玩弄
Chapter48 後押し
Chapter49 フィニッシュ
Chapter50 渋滞
Chapter51 動悸
Chapter52 必要悪
Chapter53 硬い茎
Chapter54 意思表示
Chapter55 止まらない
Chapter56 繋がる
Chapter57 成就
Chapter58 マサフレ
Chapter59 威圧
Chapter60 共犯
Chapter61 個人指導
Chapter62 シミュレーション