出版社内容情報
音楽と人の秘密。新感覚ミステリー。
ダウンロードでいとも簡単に音楽が聴ける時代。アナログ盤で
音楽を聴くという行為に取り憑かれた者たちがいる。
奏初範(かなではつのり)が経営する奏音楽堂は、寺町・谷中に
あってアナログ盤を愛する者たちにとって夢のような場所である。
アナログ盤にはそれを愛聴してきた人の思いがつまっている。
アナログ盤にはドラマがあるのだ。表題「禁じられたBGM」
ほか6編を収録。新感覚音楽ミステリーです。
【編集担当からのおすすめ情報】
アナログ盤がふたたび盛り上がっている中、
発案いたしました。音楽に潜むミステリーを
お楽しみください。
北原 雅紀[キタハラ マサキ]
著・文・その他
あおき てつお[アオキ テツオ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえ
8
滝廉太郎の憾、なぜかこの曲を知っている。でも、作曲の背景知らなかった。誰かを恨んだのではなくて、未練や後悔を曲に込めたのだといわれている。単純になんとなく感じるものがあって好きになり、すぐに楽譜を買って2、3回弾いたけど、知るとやっぱり弾き方変わる気がする。23歳で肺結核かぁ…(やっぱり結核対策大事です、日本頑張らないと…!泣)久々に楽譜をめくってみようか。そして、夕焼けが苦しい。というか、人がよく死ぬミステリーでした。それさえ除けば好きな漫画です。2016/11/19
キキベル
6
キャラ設定や事件はありきたりな感じがします。 けど、何かに精通してるってすごいな。 この漫画なら、音楽・レコードに精通してるんですが、こういう物読むと、単純なので、勉強したくなります。2015/09/07
ぽっぽママ
5
世の中には極めている人がいるもんだなと感心。ミステリーよりもレコードの薀蓄重視。でもうちのこどもたちのように「レコードって引っ繰り返すの?!」という世代にピンとくるのでしょうか?2015/09/09
けい
4
面白かった〜。レコード懐かしい。2015/09/07
かんたあびれ
3
【漫画】レコード店の店主が音楽の知識を使って事件の謎を暴く!新しい切り口で面白いし、レコードって小さい頃以来聴いたことないけど、今更聴いてみたい。2019/05/01