出版社内容情報
海に沈んだとされる幻の大陸・アトランティス。人類最大の謎に、今、古道具屋の主・入矢修造が挑む……!! 壮大なスケールで描く、本格アドベンチャー歴史ロマン!!
▼第1話/ソロンの詩(うた)▼第2話/海の上の月▼第3話/欠けた月▼第4話/三本足の怪物▼第5話/齧(かじ)られた月▼第6話/甦る月▼第7話/島の女王▼第8話/孤独の王●主な登場人物/入矢修造(古道具屋「入矢堂」の主。異端の説を唱え、考古学界を追放された過去を持つ)、ユリ・エンドレ(ハンガリー系ドイツ人であるヴィルヘルム・エンドレの娘。母親は日本人)●あらすじ/最初にアトランティスの存在を聞いたのは、プラトンではなくソロンだったということに気づいた入矢。ソロンを研究するため「イソップ物語」を入手、イソップがソロンに出した謎かけを読み解こうとしていた。一方、ギリシアでは、「ソロンの詩」を手に入れたコーが謎の殺し屋に命を狙われていた。そして舞台はサントリーニ島へ……(第2話)。●その他の登場人物/ヴィルヘルム・エンドレ(ユリの父親。貿易会社のオーナーだったが、アトランティス探索のため社長を退いた後、何者かに殺害された)、入矢淑子(入矢修造の母)、ニコス・コー(ギリシア在住の中国人。ソロンの詩を手に入れたことで命を狙われる)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデキ
23
3巻のテーマは、強い女性とそれに頼る男性たち ギリシャの遺跡から新しい手掛かりがでてきます そして姿を現す「山の老人」 連載時は、すーと読んでしまった色んな設定 改めて読むとすごいですね2025/05/27
読み人知らず
3
アトランティスの謎を追う。一つ一つ解明し、間違う。2歩進んで、1歩下がるような展開。2010/10/24
akagi_paon
3
★★★★ 「月は欠けてもまた満ちる」「男は女々しい生き物だからね」「本当に自分に自信があれば、それだけで十分だろ?」「人生は良いことも悪いことも、すべて人を完成させるためにある」名言が多いよなぁ。2008/12/14
ちくわ
2
でも、絵の好みもあるので2018/03/15
くま
2
★★★★☆ 一気読みしたので感想は最終巻に2010/06/29