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出版社内容情報
5歳児・みやこの日常は、冒険だ!
5歳児は、小さなヒト。保育園へ行っていない木下みやこ(5歳)は、今日も一日町中を大冒険。昼なお暗い商店街、猛獣のような(そう見える)近所の犬、山賊の親分(のように見える大人)……。事あるごとに、初めての勇気を振り絞り、道を切り開くみやこ!可愛いだけじゃない!…むしろ可愛げはないほうの女児、 5歳児の日々はハードボイルドだ!
心つかまれる、ショート・ライブ・ストーリーズ全10編!
【編集担当からのおすすめ情報】
昔子どもだったヒトも、今、子どもを持つヒトも……大きな愛と少しの勇気を、思い出せる一作です!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
本好きkotaの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
21
✕ 木下みやこは5歳の女の子。スパルタ式の子育てをするお母さんと2人暮らし。そんな小さな女の子の視点からみた日常を描く物語。初めてのおつかいにドキドキしたり、お母さんとケンカしたり、友達とケンカしたり、近所の巨大な犬と触れ合ったり、遊園地に行くのが楽しみ過ぎて眠れなくなったり…。でも、子供の日常を描くにしても特色が無さ過ぎて物足りない。「よつばと!」みたいなエキセントリックな子供の活躍する作品と比べて、あまりにも普通の日常しか描かれないので何を描きたいのか分かりませんでした。残念。2017/01/02
ヨックモック
4
「よつばと!」をはじめ、がきんちょの生体を綴った漫画は数あれど、この昭和力(?)漲る線!ガキらしい生命力に溢れた感情表現!感慨を覚えさせる瑞々しい感性が、シンプルなドラマの中に描かれている。説教めいた話や、中途半端にドラマチックな展開は控えめで、雑味なしの、かつて誰もが体験した懐かしき子供の時代の世界観にどっぷり漬かれるのだ。似たジャンルの漫画のなかでも光るものがある佳作/やきそば美味そう/「言いたいことがあるなら自分で言え!」といえる母の教育方針はグッド/子どもに怖い話を吹き込むじいさんがいい趣味してる2014/09/03
oooz
2
4冊同時発売してたなんて知らなかった。すごい。まずはどれから読もうかと考えて、表紙からしてイシデ電らしいストーリーを期待させるこれを。シングルマザーの少し悲壮な感じなのかと思ってたら面白い子供の生態を描く的な漫画だった。なんだかサッパリした読後感の、これは全くイシデ電しか描けないだろうという漫画。良かった。2014/10/03
あずま
2
イシデさんの世界観はとても文学的で厳しくも優しいです。台詞がない数ページの存在感に圧倒されました。ばななママがなんか可愛らしい。2014/09/04
yoruyuki
2
よつば先輩など、この種の漫画を便宜上「エキセントリックな子どもを楽しむ漫画」と呼称、一ジャンルとしてなんとなく認識しております。しかし先達に名作が多いので、ジャンル新作を見つけるたびにいい度胸だなあとか思ってしまうのですが、みやこ〜は戦力的には充分立ち向かえるクオリティで非常にわくわくさせていただきました。イシデさんはリアリティと非リアリティの淡いみたいなのがすごい上手で、あまり類のない表現なんじゃないかと思います。子ども入れ替えで動物園と博物館の話が素晴らしかった。2014/08/21