出版社内容情報
劣勢だった日露戦争で、日本を絶体絶命の危機から救った、大日本帝国海軍中佐・秋山真之(あきやま・さねゆき)作戦参謀。彼を主人公にした、史実に基づく壮大なストーリー。
▼第99話/連合艦隊▼第100話/日朝一日戦争▼第101話/連合艦隊出動セヨ▼第102話/戦闘速度▼第103話/弾雨▼第104話/広乙▼第105話/遭遇▼第106話/罠▼第107話/英国船籍清国兵輸送船▼第108話/決断▼第109話/高陞号事件●主な登場人物/秋山淳五郎真之(かつて松山最強のガキ大将として名をはせた青年。長じて、日本海海戦で帝国海軍連合艦隊参謀をつとめる)●あらすじ/明治27年7月19日。清国海軍に遅れること3日、日本海軍も佐世保に集結した。現在、朝鮮国内に展開する日本兵は八千。対する清国兵は二千五百。新たに一万の派兵準備を開始した清国軍に対し、日本軍も連合艦隊を編成してこれに対抗する。開戦必至の情勢のなか、「筑紫」の航海士をつとめる真之の心境は…(第99話)。●本巻の特徴/ついに日清両国の戦端が開かれた! その初戦にして、世界海戦史上初の“鉄と鉄がぶつかる”艦隊戦となった「豊島沖海戦」を完全収録。5時間半に及んだ激戦の行方は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
37
激戦!だけど清国って人数の割には大したことない。このころの日本は貧乏で打って爆発しなかった魚雷を拾って帰るという。。。www2020/11/13
北白川にゃんこ
5
艦隊戦!普通に戦うより条約を考えないといけないからちくしょう!2020/07/17
田中峰和
4
ついに火ぶたを切った日清戦争。開戦3年前までは清国の海軍力は日本の3倍もあった。イギリスの海軍力は日本の178倍もあったという事実。そりゃあ、イギリスの顔色を見て当然。そこに目を付けたのが新国軍で、陸軍兵士1000人を英国客船に乗せて朝鮮に常緑させようとしていた。この客船に遭遇した東郷平八郎艦長は、その扱いに苦慮する。攻撃してはイギリスの怒りを買うし、見逃せば日本陸軍が不利になる。艦長室に戻り書棚から1冊の本を抜き出し読み漁る東郷。彼の決断は英国船長の救出と攻撃してきた中国軍への反撃。英国世論は沸騰する。2021/03/28
Kudo Atsushi
0
日本の軍艦から初砲撃2022/02/21